2024年12月22日日曜日

弁置換手術には3つの選択肢

 先週の月曜日、朝一番で心臓の手術医に会ってきました。

手術以来なので9年ぶりの再会です。


うわさによると近々リタイアされる予定とのこと。

どうぞ手術が終わるまで待っていただけますように!


久しぶりの再会でも私のことも前回の私の手術のことも覚えていてくださいました。

最初にどんな症状が出ているのかいろいろと質問され、動悸や息切れ、脚の浮腫み、服用を開始したお薬などを伝えました。

ドクターの話を短くすると、

  • 健康な人の5倍のリスクと言われた脳梗塞のリスクは高いわけではない
  • 心臓の手術は急いで、というわけではないけれど、早いほうがいい。
  • 手術で置換する弁の種類は機械弁でなくてもいい、また豚の弁を入れることもできるけれど、前回豚の弁を使い、まだ若いということもあって9年で劣化してしまったので、次回は牛の弁を勧める。機械弁が嫌なのは理解できるし、今回機械弁でないといけないということはない。
  • 10年前の当時は、大動脈弁であれば弁置換手術は開胸せずにカテーテルで弁と取り換える技術が可能であったが、僧帽弁の弁置換はカテーテルでは無理であっけれど、10年たった今では僧帽弁でさえもカテーテルで弁置換が可能となった。それを今回試せるかもしれない。(僧帽弁閉鎖不全症の新しいカテーテル弁置換手術
  • カテーテルによる弁置換の他に、前回と同様に開胸手術で弁を取り換える方法、そして胸の傷を最小限に抑える右胸の下を少し切って弁を取り換える手術、と3つの選択肢がある。
  • カテーテルによる弁置換手術は、牛の弁しか使うことができない。
  • カテーテルによる弁置換手術は何度も繰り返しできる。
  • 歳をとればとるほど弁の劣化が遅くなる
  • 右胸の下を切る手術も開胸手術も回復には同じだけの時間が要する(約3か月)
  • カテーテルの場合は訳2日で仕事に復帰できる。
などなど前回のドクターによる説明とはかなり異なる「最新」の情報を教えていただいた。



ベストな選択は・・・

カテーテルによる弁置換手術。
問題は、私は身体が小さいのでカテーテルを通す大動脈に牛の弁が心臓まで到達できるだけの太さがあるのかどうか、ということ。

主治医は他の主治医と相談してみることに。
私はCTスキャン検査を行い、大動脈の太さを調べることに。(1月末)

もし弁が通過できるだけの十分の太さがあればカテーテルで弁置換を行うことができるということになる。

棚から牡丹餅?的な驚きと喜びだ!!!
まだ決まったわけではないけれど、とても嬉しい。期待せずにはいられない。



0 件のコメント:

コメントを投稿

Thank you for your comment!