2025年4月3日木曜日

さようなら、ベンリスタ!

 ベンリスタ(Benlysta)=2011年にアメリカで許可が下りた膠原病、全身性エリテマトーデスのお薬。週に一度の皮下注射。当初は病院などの施設で点滴などで注入していたが、自宅で、自分でペン式の注射で打つことが可能になった。

https://midori-hp.or.jp/pharmacy-blog/sle_new_therapeutic_drug_benlysta_belimumab/

https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/drugdic/prd/39/3999445G2023.html


このベンリスタを使用するようになった頃、周りの人たちが気づくほど私の体調は著しく回復し、私の今までの世界が変わり、まるで病気が治ったかのように発病前のころのように元気になった。

このベンリスタを使い始めて今年で6年目くらいになるだろうか・・・。

はっきりした年数は覚えていないけれど、少なくても5年は使っている。

毎日動けているのも、仕事にいけるのも、犬を飼うことができているのも、ステロイドの服用量の減量に成功できたのも、こうやって平日の夜にブログを更新できているのも、このベンリスタのおかげといっても過言ではない。




ところが。

今年1月末に転職し、健康保険会社が変わり、昨日新しい膠原病医に各服用薬を処方してもらい、今日ベンリスタが発送されそうになったところで分かったのだけれど・・・

今までの健康保険+ベンリスタの薬品会社が提供している「Co-Pay Program」というプログラムに申請して受理されれば、無料で受けることができていた。

ところが新しい今の保険「カイザー」では薬のカバー力が小さく、このベンリスタは個人負担額が300ドル/月になることがわかった。

他のお薬も同様にカバー力が小さい。でも桁が違うのでせいぜい20ドルほどの負担なので問題はないのだけれど。

もうこれからはベンリスタを受けることができなくなってしまった。

6年前の治療に戻り、また毎日ぐったりして動けなくなる生活に戻ってしまうのか。

ステロイドの大量服用を余儀なくされるのか。

毎日だるくてだるくてお昼休みは必ずだれも来ない会議室で横になったり、車のなかで眠っていたりしてなんとか身体を引きずるように仕事に行っていたけれど・・・

またあんな生活に、状態に戻るのだろうか。

もう妊娠できる可能性はなくなったので、妊婦に使えなかったお薬を使うことになるのだろうか。

明日の血液検査の結果次第でこれからの服用薬や対処方法を考えることになっている。






2 件のコメント:

  1. こんにちは。前回の自己免疫疾患の会でベンリスタの金額についてトピックが出たので調べてみました。製薬会社がオファーする個人では入れるCOpayプログラムです。
    https://gskforyou.com/programs/copay-assistance/
    えのふむさんは該当しますよね?ご存知でしたらスミマセン。
    お身体これ以上無理ないようにお過ごし下さい!

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    1. Pranaさん

      調べていただきありがとうござます!
      ミーティングになかなか参加できずごめんなさい!

      ベンリスタですが・・・
      上にも書いたようにずっとco-pay programに申請してずっとサポートを受けているのですが、保険会社がカイザーに変わったとたんに自己負担額がゼロから300ドルになりました。
      カイザーは他のお薬も同様に、BluecrossBlueSheild時代と比べて一気に値上がりしました。

      色々考えてふと気づいたのですが、ひょっとしたらカイザーにco-pay programのアカウント情報がいっていないのでは?と思いました。
      月曜日に確認してみます。もしそれが原因とすれば、再び無料あるいは安価でベンリスタを受けることができるようになるかもしれません。

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