2025年10月27日月曜日

新型コロナワクチン がん治療に効果?

みなさん、こんにちは。

ほぼ回復できた状態で毎日職探しに励むえのふむです。

かれこれ65社ほどに履歴書を送りましたが、いまだに面接までたどり着けないでいます。悲

働く気がまったくないのが履歴書から伝わってるのでしょうかね?!苦笑

この辺りはアメリカ政府関係のお仕事をしている方が多く、今年に入ってトランプ政権によりほとんどの方が失業し、コロナ以来の失業率らしく、みんな再就職しようとどこもかしこも一件のポジションにかなりの数の応募者で殺到している状態です。

専門分野で21年のキャリアがあってもアメリカで大学を出ていない私には非常に難しく、気長に探し続ければいいのか、一生見つからない仕事のためにこんな生活をいつまでも続けていいものか。

よくわかりませんが、時がくればご縁のあるところに拾ってもらえるか、それとも見切りをつけてさっさとこれからのことを建設的に考えようと思います。^^


昨日の夕方までの予定では、

今日から3泊4日のビーチ旅行に出かける予定でいましたが、残念ながら昨日の3:40分の時点でビーチは月曜日から金曜日まで雨予報と出ており、だんだん降水確率が高くなっていったので、ぎりぎりキャンセル可能期限4時の直前に日程を変更しました。

こちらはいいお天気でドライブ日和なのですが。^^;


先週から急に「冬」。

朝の散歩では手袋にマフラー、ニット帽です。

なのに。

日中では暑がりのアメリカ人は半袖&半パン&NO 靴下。あり得ないから。苦笑

ダウンを着ている人もいれば上半身裸でジョギングしている人もいる、というなんとも奇妙で不可解な今日この頃です。


服装はバラバラでもまだ「秋」です。笑


先週のアメリカのニュースで、新しいコロナワクチンには癌にも効果があることが発見された、と言っていました。


「ネイチャー」誌に掲載 新型コロナワクチン がん治療に効果?

https://youtu.be/7wp8wA2UE04?si=E8Je9Y4ZR7R4EJe4


よく聞いてみるとですね、なんと「免疫システム」をRE-PROGRAMしてくれるというではありませんか!!

ということは、突然免疫が過剰に働きだした膠原病などの自己免疫疾患にもいい効果をもたらしてくれるのでは?と思ったわけです。

注意:ただし、このニュースでは自己免疫疾患については一切触れていないので、あくまでの私の個人的な期待です。

もしこの癌にも効果があると確認された新コロナワクチンに自己免疫疾患にも効果があるとすれば・・・先日発見されたT細胞の働きだけでなく、近々膠原病などの自己免疫疾患に大きな改革が起こりそうですね!!期待したいところです。



2025年10月23日木曜日

骨皮筋子

 こんにちは。

こちらは毎日快晴で湿度は低く、まるで毎日カリフォルニアにいるようです♪

外に出ると本当に気持ちがいい!




今年の夏は例年に比べて涼しい日が多く、9月に入ってから暑さが少し戻ってきましたが、それも終わり、本格的な「秋」に突入。

通常ならこの一年で一番過ごしやすい季節「春」と「秋」がそれぞれ2週間くらいで終わってしまうのだけれど、今年の秋は長いです!嬉しい♪

週末の土曜日
いっぱい可愛がってもらってます♡

週末の日曜日
いっぱい遊んでもらってます♡


夏に入ると落ちる食欲も今年は問題なし。そのまま食欲の秋に入ったのでずっと食べてます。^^;

おかげ様で暴食しているせいか、3キロ減った体重もなんとか手術日当日と同じにまで回復しました。「骨皮筋子」から卒業です!笑

手術をしていただいた1つ目の入院中、もちろんほとんど食欲もなく、喉も痛かったので体重が減って当たり前、ですが、鏡で自分に姿を見る機会というのも全くなく、退院して初めて鏡の前に立ち、自分の顔を見てびっくりしたのなんのって!!

顔は頬がこけていて、目の下には真っ黒なクマ。

痩せてガリガリ、幽霊のように恐ろしい顔をしている自分にびっくりしました。

今まで着ていた洋服もだぼだぼ。「服を着ている」というよりは「服の中に入っている」って感じ。かなり貧相でした・・・苦笑

3つの入院生活を終え、失業してお金はなくても時間はたっぷりあるので、朝から卵を焼いたり、バタースクウォッシュのポタージュスープを作って食べたり、夕食には2-3品作って食べたり、ととても健康的な食生活を送っています。



今まで毎日仕事と時間に追われ、フルタイムの仕事とアーニーの世話で全く自分のことも家のことも後回しでした。

この2年半でできずにいた掃除や、片づけ、料理、など今リタイアメント生活のような失業生活を毎日満喫してます♪

仕事しなかったらこんなにも心にも時間にも余裕ができるんだーと。

汚れが気になったらその場でささっと掃除できるし、朝ごはん用にパンを焼いたり、と私が目指す「丁寧な暮らし」ができるんです。

あー、このままリタイヤしたいなぁー。(遠い目)



失業生活を満喫

失業してもうすぐ4か月。

リカバリー中は失業保険を支払ってもらえず、11月からは結構ヤバイです。💦

持っている株を売ってなんとか家のローンと生活費を作らないといけません。


9月末から失業手当も出ないっていうのに9月末から職探しを再開。

今数えたら51の雇用先に履歴書を送りましたが。電話面接までたどり着いたのは1つだけ。それもミネソタでリモートではなかったので却下。


この辺りはアメリカ政府に勤める方々がたくさん住んでおられるので、そのほとんどが解雇となったためにうちのカウンティの失業率は過去最高のようです。

アメリカ全土でも失業率がどんどん上昇し、高い学費を払ってきちんと大学を卒業したにも関わらず雇用先が見つからずにSNSで嘆いているビデオがたくさん投稿されています。

英語を完璧に話せるネイティブできちんと大学を出ているアメリカ人でさえ就職できないのだから、棺桶に片足突っ込んでいるこんな私が採用してもらえるはずがないか・・・笑


でも大丈夫。

この54年間、お金に困ってもいつもギリギリでなんとかなってきたんです。

いつも不思議だなーと思うのですが。「必ず」なんです。


持論ですが、「就職」と「結婚」は「縁」だと思っていて。

ご縁がある雇用先と出会えるまでの我慢です。地道にコツコツと履歴書を送り続けるしかありません!!がんばれ~、えのふむちゃん!

11月から失業保険が出る予定だし(スズメの涙)、いつでも働けるはずです。

言い換えれば11月1日までは手当が出ないので、それを逆手にとって来週アーニーと二人で海旅行を企画しています。月曜日から木曜日までの3泊4日のロードトリップ。

いつか就職できるのかどうかわからないけど、もし就職が決まったらまたしばらくお休みを取れないし。お金が無くたって今しかできないことをすることにしました!もちろんケチケチ旅行だけどね。苦笑

ということで引き続きアメリカ全土に履歴書を送ってまーす♪




2025年10月16日木曜日

アブレーション ー 7 ー

 報告が遅くなりました。

もし心配してくださった方がいらっしゃたら・・・ごめんなさい。Orz


火曜日、無事「アブレーション」の施術が終わりました!

施術自体は2時間くらいで終わったのですが、病院に入ってから帰ってもいいよ、と言われるまでが約8時間。

友達が「手術に専念して!」と朝8時半にアーニーを迎えにくてくれて、9時過ぎにMedical Transportation が迎えにきてくれ、予定より早く9時45分には到着。

受付で名前を記入してお待ちください

というので名前を書いてずっと待っていた。

ところが。

待っていた人はどんどん名前を呼ばれて中に入っていくのに、私の名前はなかなか呼ばれない。

すでに1時間が経過していたので再び受付に確認しに行くと・・・

受付の若い子2人、すっかり私のことを忘れていたらしい。怒

こういうの、アメリカではあるあるだけど、30年いても未だに慣れないわ~。


むかっとしながらも椅子に座って待っているとすぐに名前を呼ばれて中へ。

服用薬やアレルギー、最後食べ物を口にした時間、最後に水分をとった時間、などなどいろいろ聞かれ、麻酔を入れるために腕に二回針をぶち込まれて準備完了。

最近今までに以上に腕に針を刺されるときの痛みがひどくなってるんだけど、これって歳のせい?痩せたから?それとも脱水症状だから?

理由はわかりませんが、今まで我慢できてた痛みが最近は飛び上がるほど痛くて我慢できないのです。T_T

準備が終わっていざ手術室へ。

キャップをかぶり、背中にいろんな冷たーいパッチを貼ら、胸にもたくさんの心電図用パッチが貼られて、横になり、左腕に刺さっている針から麻酔が入った瞬間めちゃくちゃ酷い痛みで「痛い~~~~!!!!」と大きな声で叫ぶと「これが普通だから我慢してね」と言われた瞬間に意識がなくなりました。

目が覚めたらリカバリー室で一人の看護師さんが付きっ切りでお世話をしてくれていました。

喉は痛くない?と聞かれ、「痛い」と答えたら、シャーベットアイスを持ってきてくれました。

痛い喉には気持ちいい!

なんで痛いのか尋ねたところ、喉からチューブは入れられてたみたいです。もちろん記憶にないけど。苦笑

前回の心臓の手術のときは右脚の付け根からカテーテル。

今回は左足の付け根から管を通しました。

傷は前回が10センチほど。まだ治りません。><



今回は、昨夜シャワー前にバンドエイドをはがしてびっくり!たったの1センチほどなのです。てっきり今回もばっさり10センチくらい切られているものだと思い込んでいました。




なんとか問題もなく、スムーズにいったようです。

予定どおり6時すぎにお迎えが来て、6時半には帰宅。

しばらくすると友達がアーニーを連れて帰ってきてくれました。


当たりまえですが、「手術」となる普通は家族が付き添いで一緒に来られます。

今回もたくさんのご家族の方々が待合室で大切な家族の手術の無事を祈りながら待っておられました。

かれこれ「手術」や「施術」というものをここアメリカと日本で合計15回ほど経験しましたが、心臓の手術2回と婦人科の1回のときを除けば私は家族がいないのでほぼ一人で行って一人で帰ってくる、という可哀そうにみられている子です。←おばはんやけど。笑

それでも最初のころは不安で寂しい思いもしましたが、今ではすっかり慣れたもんです!

手術自体にも慣れてしまっているので、不安もほとんどなし。

失敗したら・・・と考えもしないし、「絶対に成功する」と思ってるからでしょう。

いや、そういう問題じゃないのかな?


アメリカ人の友達などに「また手術があってね」と話すとほとんどの友達や同僚が

「私なら絶対無理!MRI検査するのでも大変やのに。」

と言います。男性もしかり。

意外とみんな怖がりなんだなーと驚いたものです。


私だって慣れたくないし、できれば経験しないで済むのならしたくないのですが。苦笑

仕方ありません。


ということで、すでに術後48時間が経過しているのでもう運転もオッケー。

問題の安静時に130あった心拍数も術後は65まで下がっています!

心拍数を下げるリスクの高い「アミオドロン」も服用中止となりました。^^


ラッキーであれば一生不整脈の心配をしなくていいらしいので、これで心臓発作とか脳梗塞のリスクはぐっと下がり、安心して過ごせるようになるでしょう♪


たくさんの方々に心配していただき、ありがとうございました!




2025年10月12日日曜日

三度目の正直 心房粗動 ー 6 ー

 続き


2度目の入院からなんとか退院できて数日たった時の事。

8月12日に退院できて、その週の金曜日。(何故かいつも金曜日に問題発生!)


突然正常だった心拍数が130まで上がり、何をしていても最低が130。動いたりすると170くらいまで上がるのです。

翌日、週末に連絡しては申し訳ないと思ったのだけど、お詫びの気持ちを伝えたあと、執刀医にメッセージを送りました。

すると返事がすぐに返ってきて

「130を超えなければ様子見でいいと思います。」

と言われたのでそうすることにしました。


翌週の水曜日、家にフィジカルセラピーさんが来て下ったときに、いつものようにバイタルチェックをしていただきました。

するとやっぱり心拍数が130近くあるのです。

執刀医に言われたことを伝えましたが、彼女は上司に連絡して指示を煽ったところ、すぐに救急車を呼べ、というのです。💦

慌てた私は

「いえ、こんなに元気だし、必要だったら自分で救急へいきますので。」

と言ったのですが、PTさんはすぐに上司の指示どおり救急車を呼びました。きゃーー💦


そんな大げさな。

と焦りました。だってアメリカで救急車なんて呼ぶと請求額が平気で1000ドル超えるのですから。苦笑

ほんとに来ちゃったよ・・・消防隊員さんが。(←アメリカでは救急隊員は消防隊員なのです)

がっちり鍛えたバリバリ体格のいい方々が5人ほどこの狭い玄関に!

一番のボスは男らしい女性の方で、彼女の指示で早速血圧、心電図、などを測定してくださり、やはり心拍数は正常ではない、とのことで救急車に乗って救急へ・・・

と言われたのですが、午後にしないといけないことや眼科の診察予約が入っていたので帰っていただきました。

「必要になったらいつでもまた電話してちょうだい。すぐに飛んでくるから。」

と親切な言葉を残してぞろぞろ帰っていかれました。

お騒がせしてかたぢけない。Orz


午後は予定をこなし、ひと段落ついたので、救急に行って混んでいなかったら診てもらろう、と夕方から近所の友達にアーニーをお願いして前回とは違う病院へ向かいました。

中に入ると・・・

いや~混んでるのなんのって!!!

これじゃ朝方までかかるわと思い、一応受付で「どれくらいかかりますか?」と聞くと

「この様だからねぇ。早くても3時間はかかるわね。」

と言われたので

「あぁ、そうですか。心拍数が130近く、すでに5日以上続いているんですが・・・

3時間も待てないのでやっぱりいいです。帰ります」

と言って救急を出て、自分の車に乗り込み、エンジンをかけたところ、中から看護師さんが追いかけてくるではありませんか。


窓を開けると、

「心拍数が高いんですよね?!すぐに優先的に診てもえらえるようにしますので中に入ってください」

と。

おぉおお、ラッキーだ!

車をもとに戻して再び中に入ると、すぐに血圧を測定して必要事項を質問されてすぐに中に通してもらうことができました。

中に入ってからもいつも待ち時間が長いんだけど・・・

結果から言うとドクターの説明では、

「この心拍数が高いのは、心臓の開胸手術後は50%の確率で起こる「心房粗動」という不整脈が原因です。

今日はこのまま入院してください。」

えええ!!

また入院???

いややーーー帰りたいーーー ><

でもこのまま帰らせるのは危険だというので、素直に入院することにしました。

入院中も元気で、食欲もあり、さっそく心拍数を下げるお薬も開始しました。

理由は、脳梗塞や脳卒中、心臓発作がいつ起こってもおかしくない状態だそうで。^^;

今回も数泊入院して、無事退院できました。


心臓のお薬は、

心拍数を下げるお薬「アミオドロン」

血栓を予防するお薬「エリキュース」


それ以来、再入院にはなっていないのですが、

すでに入れていた不整脈の専門医(昨年診て頂いた男前のインド人ドクター)の診察へ行ったところ、

3つの病院での入院結果にすべて目を通し、

できることは「ATRIAL FLUTTER (心房粗動)」の治療には「Ablation (アブレーション)」という治療法があります。

これをやってしまえば、根治できるのでリスクの高いアミオドロンの服用を中止できるし、一生この不整脈で心配することがなくなります」

ということでこのアブレーションというものをすることになりました。


手術でできた痣がなかなか消えません。

全身にある痣。内出血でもなさそう。


施術日は来週火曜日10月14日に決まりました。

朝10時に病院到着。

施術は正午から開始です。




2025年10月7日火曜日

ノーベル生理学・医学賞-坂口教授受賞

 突然手術の話から話題が逸れてしまいますが、、、

日本では大きなニュースになっているのですでにご存じの方も多いとは思いますが、アメリカでは一切ニュースになっていないので(知らないのは私だけ?!)、ここで妹3が速報してくれた嬉しいニュースをシェアさせて頂きます!


なんと、阪大教授の日本人の坂口志文さんと米国の2研究者により、「制御性T細胞」というのを発見し、なんとノーベル生理学・医学賞を受賞されたとのこと。


リンク

https://mainichi.jp/articles/20251006/k00/00m/040/235000c


そのノーベル賞を受賞した内容はというと、

膠原病やアレルギーなどの「自己免疫疾患」などは、免疫が暴走して異物以外の正常な組織までも攻撃する病気であるのは皆さんもご存じ。

坂口教授らは、この暴走する免疫のみを抑え込む「制御性T細胞」を発見したとのこと。

T細胞は1995年に発見はされていたものの、その細胞の働きを解明した業績をたたえるということで今回三人の方がこのノーベル生理学・医学賞を受賞されたのです。

このT細胞の発見により、膠原病などの自己免疫疾患だけでなく、1型糖尿病や癌までも革新的な治療が期待されることになるらしい。

このサイトによると、すでに新しい治療薬の開発が進んでいると!!


ただ、今の米政権で多くのNIH(National Institute of Health)研究者が解雇されて今は人手不足。実際に新しい治療薬が許可されるまでにどれくらい時間がかかるのか・・・。

もっと早くに発見されていたら、両手も顎もここまで破壊されずに済んだかもしれないし、膠原病が原因との可能性があるこの心臓病も発症しないで済んだかもしれない。

いや、そんなことを言い出したらきりがない。

ということで、私が生きている間にこの細胞が発見されたこと、人生をこの研究に費やしてくださった三人の方々に心から感謝せずにはおれません。

さぁ、みなさん!これからの医療に希望をもって前向きな気持ちで乗り越えましょう!