2025年10月7日火曜日

ノーベル生理学・医学賞-坂口教授受賞

 突然手術の話から話題が逸れてしまいますが、、、

日本では大きなニュースになっているのですでにご存じの方も多いとは思いますが、アメリカでは一切ニュースになっていないので(知らないのは私だけ?!)、ここで妹3が速報してくれた嬉しいニュースをシェアさせて頂きます!


なんと、阪大教授の日本人の坂口志文さんと米国の2研究者により、「制御性T細胞」というのを発見し、なんとノーベル生理学・医学賞を受賞されたとのこと。


リンク

https://mainichi.jp/articles/20251006/k00/00m/040/235000c


そのノーベル賞を受賞した内容はというと、

膠原病やアレルギーなどの「自己免疫疾患」などは、免疫が暴走して異物以外の正常な組織までも攻撃する病気であるのは皆さんもご存じ。

坂口教授らは、この暴走する免疫のみを抑え込む「制御性T細胞」を発見したとのこと。

T細胞は1995年に発見はされていたものの、その細胞の働きを解明した業績をたたえるということで今回三人の方がこのノーベル生理学・医学賞を受賞されたのです。

このT細胞の発見により、膠原病などの自己免疫疾患だけでなく、1型糖尿病や癌までも革新的な治療が期待されることになるらしい。

このサイトによると、すでに新しい治療薬の開発が進んでいると!!


ただ、今の米政権で多くのNIH(National Institute of Health)研究者が解雇されて今は人手不足。実際に新しい治療薬が許可されるまでにどれくらい時間がかかるのか・・・。

もっと早くに発見されていたら、両手も顎もここまで破壊されずに済んだかもしれないし、膠原病が原因との可能性があるこの心臓病も発症しないで済んだかもしれない。

いや、そんなことを言い出したらきりがない。

ということで、私が生きている間にこの細胞が発見されたこと、人生をこの研究に費やしてくださった三人の方々に心から感謝せずにはおれません。

さぁ、みなさん!これからの医療に希望をもって前向きな気持ちで乗り越えましょう!







2 件のコメント:

  1. 昨日の朝、NPRで三人の受賞者のことを話していて、そのニュースで三人のうち、一人は知らない番号からの電話なので応答せず、もう一人は電波の届かないところをハイキング中だった、ってことだけ聞いて肝心な誰とかなんとかは言ってなかった!科学の進歩はすごいね!

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    1. いまいち理解できてないんだけど、、、ごめん

      でも素晴らしい発見で、それが日本人であると言うことが誇りに思う。74歳になるまでのあきらめない努力と奥様とのチームワーク、人生をT細胞だけに捧げて頑張ってこられたことにお礼と賞賛を送りたいですね。

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