2017年1月24日火曜日

アメリカ人パワー

昨夜ヨガのボランティアに行ったら・・・
ヨガスタジオのオーナー(男性)も、インストラクターも、同じボランティアの仲間もみーんな土曜日の「Woman's March(女性の権利を抗議したデモ行進)」に参加してたらしい。

みんなえらいっ!すごい!

参加したい気持ちがあんなにあったにも関わらず、体力に自信のなかった私は渋滞の様子をテレビで見て諦めてしまったことが悔やまれる。
集いやデモ行進に参加したみんなの感想を聞いてみると、

「あのアメリカ国民が一つになったデモの一部にでもなれたことが非常に光栄に思う。」
「娘なんて『今日のこのデモに参加して本当に良かった』なんて言ってくれてね。」
「ニューヨークでも同じように大きなデモがあったのに、ワシントンD.C.で!とわざわざニューヨークから友達も参加してくれたのよ」
「あんなすごい人、今までの人生のなかで見たことなかった。」

などなど。

今回の新大統領着任式は、アメリカで歴史上もっとも参列者の少ない着任式であり、翌日のデモはアメリカで歴史上最大の参加者規模だったとかいうんですから皮肉ですよね・・・

ちなみにオバマさんのときの着任式時の国民支持率はなんと84%に対し、トランプ氏の支持率はすでに40%。
仕事を始めてもないのになんですでに40%やねーん!国民の過半数を越えたから大統領になったんちゃうんかーい!?
投票しておきながらやっぱり気が変わってしまった国民が10%以上もいるってこと?
だったらあの時ヒラリーさんに投票しててくれればよかったのに。と今頃言ったって仕方がないを言ってみたり。

しかし早起きして丸一日このデモに参加したみなさんのパワー。前にも書いたけど、本当に素晴らしいと思います。尊敬です。

テレビでのインタビューでは車で片道12時間かけてケンタッキーから家族でやってきたとか、ギョージアから長距離バスでやってきたとか、そんなんざらで。

自転車で20分ってところに住んでいながら参加しなかった自分が恥ずかしいです。T_T

自分たちの力で自分たちの権利をしっかり訴えて守っていかなければ!という気構えがすごく伝わってきたし、私一人がデモに参加したって何も変わるわけじゃないし。訴えたってどうなるわけでもないし、なるようになる的な人任せ主義でないアメリカ人に私は心打たれました。
何においてもそうですが、ここの人達って「人ごと」ではなく「我がこと」としてきちんと正面から受け止めて我がこととして考える。若かろうが政治にもちゃんと感心を持ってるし、自分というものをしっかり持っていることの現れが今回のデモでそんな国民性がよく見えたように思います。
逆に、日本だったらここまで国民が立ち上がって何か行動を起こしたかな?と。

トランプが当選したときは彼を大統領に選んだアメリカ人国民を理解できませんでしたが、あれ以来なんどもあったトランプ反対はのデモを見るたびに、まだまだこの国にも立派な人達が大勢いることを知り嬉しく思いました。^^





2 件のコメント:

  1. 近所の人や職場の人も何人も行ったみたいよ~。すごいよね、パワーある。

    そして新大統領は自分の着任式を見に来てくれた人の人数をマスコミがごまかしている、などとほざいております。本当にそう信じちゃっているのだろうか?あれほどエゴの塊の人もなかなかいないよね。着任早々、すでにいろいろやらかして、そのダメージは無限大。アメリカ、どこに進んでいくのか…

    返信削除
    返信
    1. やっぱりまりちゃんの周りでも参加した人、多かってんね。そりゃーそうやんなー。(後悔)T_T

      そのニュース、読んだ読んだ!!!あり得ないでまかせやし。「私の就任式の群衆は史上最高だった」やって?トランプだけでなく、報道官も補佐官まで噓に基づく主張を続けて居直ってたとか。(怖)選挙前の当選するだけの手段かと思ってたけど、当選後も、就任後もあの毒舌と明らかな噓を平気で罪悪感なくしゃーしゃーとつけるのがある意味すごい。
      ロシア事件の会見でCNNの礼儀ある態度での質問に対して「くだらないガラクタ片」とか『おまえら呼ばり』で「黙れ、黙れ。おまえらはでっちあげニュースだ」とパブリックの会見で言い放ったのもびっくりしたけど。恐ろしい。

      削除

Thank you for your comment!