2025年2月9日日曜日

手術医からの検査結果報告

「 先週の水曜日の11時に電話します」


と心臓の手術医のアシスタントさんから連絡がきた。

やっと結果を聞ける。

準備して待機していた。


すると11時前に連絡がきた。


「ドクターCは検査結果を見て、カテーテル弁置換手術が可能だ、という意見ですが、まだカテーテル弁置換の担当医から彼の意見について連絡が来ていませんので、午後に再度連絡します」

と。

「私はもう手術医たちのミーティングで私の検査結果について話し合ったから今日の11時に電話します、と言っているものだと思っていました。」

と返事した。

「カテーテル手術を専門にしているドクターからの同意意見がないとこの手術はできないので、カテーテル弁置換手術を専門にしている彼の意見が必要ですのでお待ちください」


お昼まで待っても連絡がなかった。


夕方になって

「まだドクターから返事がこないのでリマインダーを送りました。夜にでも連絡します」

と。

夜になって連絡がった。

「残念ながらドクターから連絡がありませんでした。すみませんが明日にでも再度リマインドして連絡が来たらお電話します」


と連絡があった。


仕方ない。


検査からもう3週間も経っているというのに。


翌日、朝も昼も連絡がなかった。

こちらから連絡したけれど、まだそのドクターからの返事はないという。


その夜(金曜日の夜)、10年前に手術してくれたドクターCから電話がかかってきた。

「遅くなってもうしわけない。やっとドクターHから連絡があり、彼の意見は『カテーテル弁置換手術は無理だ』ということでした。もう一人のドクターにも意見を聞いてみましたが、はやりそのドクターの意見も同様で貴方の身体では最新のカテーテル弁置換手術はできないとのことでした。理由は心臓が小さいのでカテーテルで僧帽弁を取り換えるとなると、他の問題を誘発してしまうことになりかねないとのことです。残念だけれども選択肢は2つ。前回と同じ胸の真ん中を大きく切る開胸手術か右胸の下を小さく切って弁を取り換える手術のどちらかしか選択肢はありません。」


と言われた。

ショックだった。

期待が大きかっただけにショックも大きかった。



転職してまだ2週間。

いきなり3か月も休ませてくださいとはさすがにこの私でも言えない。

まだトレーニングも終わっていないというのに。


でも今しないとこの世界的に有名なドクターCによる手術を受けれないことになる。

(予定では1月にリタイア予定だったのが延期となっている状態)


年内に終わらせたほうがいい、とのこと。

ドクターCに手術してもらいたいのなら今すぐやってしまうしかない。でも仕事に問題が生じる。

仕事を優先するのであれば、数か月後、いやもっと長い間待たないといけないことになる。

しかもドクターCにしてもらうことはあきらめないといけない。


日本の阪大でもカテーテル弁置換手術が2019年に初成功している。

日本でしてもらう、という考えも浮かんだけれど、日本に帰国して、まず循環器科で受診して一通りの検査を済ませ、紹介所を書いてもらわないといけない。

紹介書が用意できた時点で阪大の診察予約しても初診は数か月後になる。

すぐに予約がとれたとしてもそこからまた検査をしなおさないといけない。

2週間の滞在ではとても無理だ。


来週ドクターCから再度電話がかかってくることになっている。

それまでにどうしたいのか決めないといけない。


仕事のことを考えると、会社に迷惑をできるだけかけないようにするとなれば手術を数か月待たないといけない。でも呼吸さえまともにできないこんな状態であと何週間も、いや何か月も我慢することもできないでいる。


辞める、いや辞めさせる覚悟で手術に挑むか。

いや、辞めると健康保険を失ってしまう。


どうしたらよいものか。



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