水曜日に心臓の手術医から連絡がありました。
トレーニング中で電話をとることができませんでした。
金曜日の夜、また電話をしてくださいました。
「どう?手術の件、どうしたいか決まった?」
私「実はまだどうしたいのか、決めることができないでいます。カテーテルでの弁置換が無理とのことでしたが、前回と同じ開胸手術をするとなると・・・転職してまだ2週間で、さすがにいきなり3か月も休ませてください、とは言えないのです。」
ドクター「仕事はどんなお仕事?デスクワークなら1か月半(6週間)で復帰は可能だよ。」
私「でも10年前の時点で回復に3か月かかり、そこからゆっくり復帰していきましたが、あれから10歳さらに歳をとっているので、前回以上に回復に時間がかかるかもしれません。日に日に呼吸が苦しくなっているので今すぐにでも手術をしていただきたい気持ちはあるのですが、今の職場に申し訳ないので、トレーニングも終わって仕事ができるようになって、有給休暇を使えるようになる3か月後くらいにどうかな、と考えてはいるのですが。そうすれば仕事に少し早めに復帰してもリモートワークを許可してもらるだろうし。」
ただ心配なのはこの手術医のリタイアメント。
このドクターは世界的に有名なドクターで世界のあちこちからこのドクターに手術して欲しい、と患者が絶えないのです。
1月にリタイア予定だったけれど、なかなか辞めれないでいるらしいのです。
もし手術を先延ばしにすれば、もうこのドクターに手術してもらえないかも?
と思ったのでドクターに聞いてみると、年内のリタイアは無理だろう、とのこと。
年内であればこのドクターに手術してもらえる!!
とりあえず3か月だけ我慢できれば・・・・
とにかく少し歩くと息苦しさがひどく、3か月も待てるのか?
するとドクターから
「一度バルーンを心臓に入れて今入っている豚の弁を広げることができないかどうかカテーテル手術医に聞いてみようか?」とのこと。
そうだ、そういうアイデアもあったんだ!
昨年、日本で診察していただいたときに「手術をする前に、以前3回やったことのあるバルーン施術はやってもらえないのでしょうか?」と聞いたところ、日本ではそういったケースはない、と言われました。
とりあえず呼吸を楽にするために、カテーテルで心臓の中に風船を入れてもらい、開いたり閉じたりできない私の豚の僧帽弁をその風船で広げてもらい、もしうまくいけば数か月、いや数年間呼吸が楽になる!そしてまただめになって呼吸が苦しくなったときに手術をすれば、そのころであれば今の職場への迷惑を抑えることができる!
ということで手術医はカテーテルの手術医に聞いてくださることになりました。
土曜日というのに夜、ドクターからまた連絡があり
「今もまだ彼からの意見待ち。連絡があったらすぐに連絡するからね。」と。
週末に返事があるなんて期待していないのに、土曜日の夜にも連絡してきてくださいました。
そして日曜日の朝、また連絡してきてくださり、
「カテーテル手術医から返事がありました。残念ながら、彼が言うには貴方の心臓の状態でカテーテルでバルーンを入れて弁を広げようとすると、今入っている豚の弁の状態が悪化してしまい、複数の血液逆流が起こりうるリスクを背負うことになるのでお勧めしないとのことでした。貴方の担当医に何かいい案がないか聞いてみます。おそらく私が思うには今服用しているレイシックスという心臓のお薬を増量することになるかと思います。彼から返事が来たら再度連絡します」と。
やっぱり今回のこの案もダメでした。
カテーテルによる弁置換・・・不適。
カテーテルによるバルーン施術・・・不適。
削除方式で可能性ある方法をあきらめていき、残ったものから選ぶ、という形になりそうです。選べるだけのオプションがあればいいけれど・・・・Orz
リタイアできる年齢であるというにも関わらず平日も遅くまで働き、平日の夜でも週末でも連絡をくださるこのドクターに感謝です!
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