2022年5月25日水曜日

いつになったら目が覚める?

 今年に入ってからどうしてこんなに悲しいこと、事件やニュースが続くのか。


年明け早々カールさんも私もコロナ感染。

カールさんは回復直後にアイスで転んで膝を割り、頭を打撲。

腰の手術をした翌日に脳梗塞。

記憶喪失、左半身不随、全身の痛み、などなど。

そしてプーチンによるウクライナ戦争。たくさんの死者。

今年に入って212件目の銃乱射事件。ほぼ毎週ニュースが流れる。




昨日のテキサスの小学校での銃乱射、他殺事件のニュースが特集でずっとやってるけれど、もう親御さんのお話など辛くて聞いてられない。

みんな毎回「何かしなければ!」と言うけれど実際には何も変わっていない。

これからもまだまだアメリカでの銃乱射事件は続くんだろうか。

そして私や私の知り合いもいつか事件に巻き込まれる日がやってくるんだろうか。


「銃を購入できる年齢が低すぎる。それが問題なんだ!」

なんて言ってる人がたくさんいるけれど、年齢じゃないんだよ。

18歳でも50歳でも殺す人は殺す。

銃の購入時に精神疾患があるかないかの確認が必須、なんて言ってるけど、精神疾患が購入時には確認されていなくたってすでに病んでいるかもしれないし、後々心が病んでしまうかもしれない。

病んでいる=人殺し、とはならないし、若いから事件を起こす、とも限らない。

たしかに精神疾患のある人や若ければ若いほど事件を起こすリスクは高くなるのかもしれないけれど、問題はそこじゃない。

銃保持を合法にしていることが問題なんだって!!!


アメリカで銃を禁止すると、それに関するビジネスが倒産してしまうとか問題が出てくるからアメリカの銃協会(NRA)が断固として銃を禁止させない。

でも自分の子供がもし事件に巻き込まれたら?

考えたりしないんだろうか。

自分のビジネスさえ上手くいっていれば人の命や人の子供に命なんてどうでもいいんだろうか。

もういい加減にしてほしい。


銃を違法としている日本やカナダを見てごらんよ。

100%安全とは言えないけれど、少なくともこういった他殺事件の数はあきらかに少ないし、間違って殺してしまった的な事件もない。

警察による黒人の射殺もこういった銃乱射事件もすべて「銃」を許可するからいけないんだってことに立ち上がらないといつまでたってもこんな事件はアメリカから消えることはないんだろうな。

あまりにも悲しくてニュースを見ていて涙が流れます。



2 件のコメント:

  1. 本当に理解に苦しむよ。こんな悲惨な事件が次から次へと起こっても銃を規制することができない。これ以上明確な「お金>人の命」な図はないよ。

    ただ、コロンバインからロブ小学校の事件まで、ここ20年間に起こっている学校でのマスシューティングに関しては犯人はみんな17-20歳なんだよ。だから今持ち上がってる、銃の販売許可を18歳から21歳に引き上げることには少しは意味があるんじゃないかな。

    もちろん銃のない社会にすることが理想だけど、それはほぼ100%この国では無理だろうから、少しでも安全な社会、特に子供たちを守るためにはまず銃販売可能年齢の引き上げ、バックグラウンドチェック、それから大量殺人が可能なアサルトウェポンの販売禁止、この辺りならなんとかとっかかれるんじゃないかと思うんだけど。

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    1. 匿名5/26/2022

      悲しいよね、悲しすぎる。T_T

      一般的には男性よりも女性を、大人よりも子供を、と言われるけど、私はそんな風に考えてはいないの。
      子供だって大人だって同じ命。小さな子供を持つ親の命だって子供の命と同じくらい大切だと思うから学校の銃乱射事件だけを問題視していると、ラスベガスでのコンサート中に多数の人が殺された事件や先週のスーパーマーケットでの事件などのような事件は減らないし、どんな銃乱射事件であっても加害者は若い人だ!というのであれば、18歳から20歳に引き上げたところで21歳が大丈夫だという保証はない。今回の事件も18歳の誕生日を待ちわびて即効購入した銃。
      もし20歳に引き上げられ、彼が20歳だったとしてもきっと2年後になっただけのことであって、同じ事件が起きていたと思う。
      年齢の引き上げはただ待ち時間が長くなるだけのことにしか思えてならないわ。

      銃、なんでそんなに大切で一般市民がこの国で生きていく上で必要なわけ?
      銃があるから犯罪が起きる、犯罪が起きるから自分の身を守るために銃を持つ。
      悪循環だよね。

      悲しい。

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