2023年10月2日月曜日

また踏んだり蹴ったり?!

ちょうど1週間前のリモートワークの日。


朝一番で家の前のトレイルを歩いて家から一番近いドッグパークまで遊んでいる犬を公園の外から見学しにいった。(アーニーももちろん中に入って一緒に遊びたがるけど、それはもうさせてやれない。せめて外からでも見ていたい、というアーニーの願望もあって。←とても可愛そうだけど。T_T)


中からある女性が

「中に入ってくるの?」と

聞いてくれたので、

「見ているだけなの。」と答え、

彼女が胸に抱えている生後2か月くらいの赤ちゃんと一緒に彼女の愛犬(おそらく1歳くらいのゴールデンレトリバー)がドッグパークの外に出てきた。

ドッグパークは2重の扉になっていて、犬たちがアクシデントで勝手に逃げ出してしまうのを防ぐためだ。

最初のゲートを出たら二つ目のゲートを出る前にリーシュを付ける。

というしくみ。



彼女が愛犬にリーシュを付けているのを目で見て確認したけど、なぜか不安になった。


彼女たちが二つ目のゲートを開けて出てきたとき、アーニーと私は少し離れたところから見ていた。



すると突然、彼女の愛犬からリーシュが外れ、そのゴールデンリトリバーが私たちの方へ向かって走ってきた。

パピーなのでハイエナジー。勢いよくこちらに向かってくる。


ここのブログでも何回も書いたけれど、アーニーは生後6か月と10カ月の時に2回犬に襲われて怪我をしている。

パピー期に他の犬に襲われるとトラウマになり、それが後々に大きく影響する。

アーニーはそれ以来、常に周りに襲ってくる犬はいないか神経質になくらいチェックし、他の犬がいると自衛態勢に入る。痛くて恐ろしい経験から自分の身を守るために攻撃的になるのだ。


なので襲われて以来、今までのアーニーとはまったく別犬のように性格が変わってしまった。(すべて私のせいなのだ。Orz)



毎日の散歩でも公園でもできるだけ他の犬を避け、距離をとるようにして神経をピリピリさせながら散歩をしてるというのに。


そんなところに・・・

穏やかな老犬ならまだしも、知らない犬、しかもハイエナジーなゴールデンリトリバーのパピーがこちらに向かって走ってくるではないか。


飼い主の彼女の胸には生後2か月ほどの赤ちゃん。

走れって捕まえることもできず、パピーなので飼い主の指示に従うはずもなく、ひたすら彼女は叫ぶだけ。

私もアーニーも逃げることもできず・・・


彼女も私もアーニーもパニック状態。

私は向かってくる大きなパピーに向かってただ


「NO、

NOOOOO、

NOOOOOOOO!!!!!」

と叫ぶだけ。


アーニーのところにたどり着いたとき、私がコントロールできるのはアーニーだけ、と力ずくでアーニーがそのパピーに攻撃できないように(怪我でもさせたら大変!!)、と

リーシュを引っ張り上げ、ハーネスで釣り上げられたアーニーは立った状態になり、襲えないようにとできることを精一杯がんばった。

私たちがパニックになってるので(頭では『落ち着いて』と分かっているけど、とてもじゃないけど冷静になれる状態ではなかった。)向かってくる犬に対してアーニーがパニックにならないはずがない。

襲われるというあの恐怖心がよみがえるのだ。


私に釣り上げられたアーニーはパニックになり、はやり自分の身を守るために攻撃的になった。(いつも威嚇はするけど襲わない)

すると今度は釣り上げられて身動きがとれないことにパニックを起こし、アーニーのハーネスが身体から外れた!!!!


パピーはリーシュなし。

アーニーもハーネスなし。


ヤバい。

ヤバい。

ヤバい!!!!!!


そのパピーは少し私たちから離れた瞬間に咄嗟にその2重扉の中にアーニーを大急ぎで連れて入った。

彼女はそれからもしばらく愛犬を捕まえることができず(私もアーニーがいるので手伝ってあげることができなかった)、最後までパニくってた。

やっとの思いで車の中に入ってくれて一件落着。


アーニーはパニックになって攻撃的になっても絶対に他の犬を襲ったりしないので、大丈夫だとわかっているけど、もうアーニー以上にトラウマになってる私はもう心臓バクバクだ。


彼女は何度も何度も謝ってくれた。

車がスピード出してぶんぶん走ってる道路のすぐそばで、生後間もない赤ちゃんを胸に抱きながら追いかけて捕まえることもできないでいた彼女は寿命が縮まったに違いない。


「お互いこの後の今日一日が平和に過ごせますように。」


と祈りながら帰っていった。


ドッグパークのような危険なところに生後数か月の赤ちゃんは連れてくるのもどうかと。苦笑

私も2回、ドッグパークの中で背後から大型犬が突進してきて空中に吹っ飛んで腰から落ちて地面にたたきつけられたことがあった。

胸に赤ちゃんを抱いていたら?

大型犬が胸に飛び掛かってきたら?

考えたことはないのだろうか。


いやはや、もう心臓が飛び出そうなほどパニックになったとんでもない一日の始まりだ。


夜、仕事が終わってからスーパーへ食料品の買い出しに行った。

オーガニックの1パック5ドルもする卵を購入。

袋に入れようとしたら・・・

落として割ってしまった。


朝一番とその日の終わりにもう一回、踏んだり蹴ったりの一日となってしまったとさ。

T_T (涙)T_T






4 件のコメント:

  1. 読んでてハラハラでした。事なきを得て良かった!

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    1. えのふむ10/05/2023

      コメントありがとう!
      どちらの匿名さんかしら。^_^
      あの朝は寝起きの寝ぼけでぼーっとしてたところに命をかけた戦いに突然放り込まれて目が覚めたわよ。笑

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  2. あらなんで匿名に? Jです☆

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    1. 私も自動では名前が出なくなってしまったのでいちいち手入力で入れてます

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