2023年10月9日月曜日

自分を大切にするということ

10月1日(こちらの9月30日)は母の命日。
母が他界してちょうど4年が過ぎた。
あっと言う間に時が過ぎていく。

今でもしょっちゅう「母と話がしたいなぁ」と思うことがよくある。

愚痴をこぼしたいとき。
母が知っていて私の知らないこと。
昔話。
私の子供時代。
母の子育て時代。

などなど。

お互いが「大人」として会話できるようになった頃にはすでに私は日本を離れてしまったから大人同士の会話をできる時間が十分になかった。

母が生きている間にいろんなことを話したり、聞いておけばよかったと思う。

今でも日本に電話をすれば母と話ができるような気がする。

今もまだ天国にいるのかな。
もう生まれ変わってこの世に子供として存在するのかなぁ。

母の魂が今どこにいるのかわからないけど、今度生まれ変わってきたら健康な身体で与えられた命を全うして欲しいなぁと思う。


涼しくなってアーニーはやっと元気を取り戻し、屋外でも
おおはしゃぎ。



親は自分の幸せより子の幸せを願う。
自分が幸せでいることが親孝行になる。

ジェーン・スーさんが

「この世は貴方が傷つかないようには設計されていない。この世に生まれてきたからには貴方は自分を幸せにする責任がある。」

といつも言っている。

私もそうだと思う。

誰も貴方を幸せにはしてくれない。
彼氏か彼女、旦那様や奥様などのパートナーが貴方を幸せにしてくれると期待するのは間違ってると思う。

自分がまず自分を幸せにしてあげることで初めて自分以外の人を幸せにできる。


日本的な考え方では、自分を犠牲にしたり自分を後回しにして自分の家族や周りの人たちを優先することが美徳とされる風潮があるすけれど、自分のケアも幸せも後回しにしてそんなもの美徳でもなんでもないと思う。

結局母は最後まで口にはしなかったけれど、私には一日でも早く日本に帰ってきて欲しかったんだと思う。

「帰ってきて」とか
「帰ってきたらどう?」とか

言いたかっただろうに。

そんな言葉を最後まで口にしなかったのは、私の気持ちを最優先してくれたから。
私に幸せになるための自由を与えてくれたから。

今でも本当にこれでよかったのだろうか、と正解をみつけられていない。
母が他界する前に帰国した方が親孝行になったのではないか。

当時も悩んだけど結局アメリカに残ることを選んだ。


今度は84になる父。
父もそう長くない。
父が他界する前に、今度こそ本当に帰国した方がいいのではないだろうか。

考えても考えてもやっぱりまた決心はできない。

親が心から望む幸せは子供たちである私たちが幸せになること。

それが一番の親孝行だと信じている。(親になったことないけど。笑 アーニーの幸せを自分の幸せ以上に願うので少しは親の気持ちが理解できる。)

遠く離れたここからできる親孝行。
親が他界してからもできる親孝行。

それはまずは自分を大切にして、自分を幸せにするという責任を精一杯に果たすこと。どんな遠くにいても自分が健康で幸せに暮らしていればそれが一番の親孝行になるのだから。

みなさんは自分のケアをしていますか?
どうすれば自分を幸せにしてあげられるのか、考えて過ごしていますか?

周りの人たちを幸せにできるのはまず自分が幸せでないと人を幸せにはできません。

まず自分を大切にしてね。


今思い出した!
母が昔何度も何度も私に「自分を大切にせなあかんよ」と言ってたことを。
あの時は私の病気を心配して言ってたんだと思うけど・・・
同じことよね。「大切」の意味は。
私も小さなこともでもいいから、毎日ちょこっとずつ自分を幸せにできることを実行していきます!^^







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