クリスマスの日、朝目が覚めてからすぐにいいことがあった。
その後からもずっとささやかな幸せが続き、一日の終わりまでずっと幸せな気分で過ごせる一日となった。
理由は「クリスマス」だからではない。
いいことが続いた一日がたまたま「クリスマスの日」だっただけのこと。
日本にいる父の誕生日は先々週だった。
今年の誕生日プレゼントは何を送ろうか、と考えたところ・・・
日本で父との時間を大切に過ごしていたとき、疲れた私は父のベッドで横にならせてもらった。
そこで初めて気づいたことがあった。
何年も何年も父が寝ているこのベッド、ぺしゃんこのせんべい布団なのである。
お肉のない骨皮筋衛門の父には絶対身体が痛いはずである。
それがずっと気になってたこともあり、今年の誕生日プレゼントとは父に質のよい、疲れた身体を休めてくれる寝心地のいいマットレスをプレゼントしよう!と決め、しっかりと商品のレビューを読み、一つ高すぎず、安過ぎず、レビューのいいマットレスを選んでオーダーした。
もちろん父には内緒。
「23日ごろ発送」と書いてあったし、発送が完了しましたといつもならメールがくるのでそのメールを受け取ってから父に電話しよう!と決めていた。
なかなかメールがこない。
25日の朝、目が覚めたら妹1から写真と一緒に
「お父さん、届いたマットレスがとっても寝心地いいって喜んでるよ!」
とラインメッセージが届いていた。
いつの間にか配達が完了してたらしい。
すぐに父に電話したら電話に出るなり
「ありがとう。」「ありがとう!」を連発してくれる。
よほど寝心地がいいのか、よほど嬉しかったのかとても喜んでくれている。
マットレスが届いたついでに自分で新しい羽毛布団も購入したらしい。
昔から一切贅沢をせず、ものを持たず、質素なもので満足できる父。
何年も何年も古い薄っぺらいせんべい布団で我慢してた父。
そんな父が84になっても毎日勤務に励み、自分のことは自分でしながら疲れた身体をゆっくり休めるお布団でさえ質素なもので我慢してたことに、それに今まで気づいてあげることができなかったことが悔やまれたけど、今年になってやっと疲れた老体を労りながらゆっくり休んでもらえるマットレスをプレゼントしてあげることができてとても嬉しかった。
これからは暖かいお布団のなかで疲れた身体をゆっくり休めてまだまだ長生きして欲しいと遠いアメリカから切に願う。
お父さん、お誕生日おめでとうございます。^^
お父さん、娘からそんなサプライズを受けて、それは喜ばれたことでしょう。遠いからできることが限られてるけど、そうやって一生懸命考えてくれたえのふむちゃんの気持ちが一番うれしかったんだと思うよ。
返信削除気持ちが伝わってたら嬉しいね。もっと早くに気がついてあげれたらもっと良かったんだけど。数年前にプレゼントした枕は使ってもらってなさそうな気配。笑
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