2026年6月21日日曜日

大好きなおばあちゃん

アーニーが5年前にやってきて一番最初に大好きになったご近所さん。

ハチ公のように玄関で何分でもおばあちゃんが出てくるのを楽しみにして根気よく待っていたアーニー。

おばあちゃんの名前もすぐに覚え、「ナンシーおばあちゃんとこ、いこか?」と言うと興奮して玄関まで走っていくアーニー。


そして子供のころ日本で生活したことがあり、私を実の娘のように可愛がってくださり、辛い時はどんなときも心の支えになってくれたナンシーおばあちゃん。

母の日に脳梗塞を起こし、12日間病院で治療を受けたけれど、本人の意思だろうか、延命治療を中止し、亡くなられた、と金曜日知らされた。


アーニーも私もたっくさん可愛がっていただいたナンシーおばあちゃん。


日本へ永住することへの懸念の一つでもあったナンシーおばあちゃん。

母を失ったような、喪失感で悲しくてたまらない。


大切な人が一人、そしてまた一人、といなくなっていく。

もちろんアーニーは理解していない。

今でもおばあちゃんがドアを開けて出てきてくれるのを楽しみに待っている。


あの人もこの人も本当にいなくなってしまったのだろうか。

あまりにも突然であまりにも非現実的で受け入れることができないでいる。


脳梗塞があった数日前、いつものように「今日も大丈夫かな?」と確認に立ち寄ったときのこと。

いつものように彼女のパティオでおしゃべりし、「さあ、アーニーお散歩いこか。」というと

「もう行っちゃの?」といつも思ってるけど言わないことを口にされたので、私も罪悪感あって珍しく

「一緒にどうですか?」というと、

歩くのも大変になってきていたのに、「一緒にお散歩いく!」と言ってくださり、ゆーっくり歩きながらすぐ目の前の道路を一緒に渡った。

アーニーは大喜びした。

渡ってすぐに私は「無理だ」と判断した。

すぐそこにコンクリートの台があったので、とりあえず一緒に座ってやすみ、おばあちゃんを連れて帰ることにした。

この時すでに座ったり立ったりが大変だった。

腕をつかみ、道路を渡って途中までついていった。

他のご近所さんが「Hi, Nancy!」と現れたのでその後はお任せして私たちはお散歩を続けた。

あれが最後になってしまった。涙


いつ誰に何があるかわからない。

当たり前の明日は当たり前のようにやってこない。


会いたい人には「いつか」ではなく今会っておこう。

感謝している人にはその感謝の気持ちをきちんと伝えておこう。

「〇〇しようと思ってた」

では後悔するにちがいない。

今できることを後回しにしないで今やっておかないと。


ナンシーおばあちゃんに会いたい。T_T

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