2017年12月2日土曜日

人を疑うことで失うもの。

今週は毎日早起きで診察予約3つ、ハンドセラピー2つ、とメチャクチャ忙しくてヘロヘロでした。

今日は午後からヨガ・ボランティアのミーティング。
そのまま陶芸家のお友達のハウスウォーミング・パーティーへ。

趣味程度にされているのかと思ってたらびっくり!
かなり本格的で、こんなものまで作れるの〜?ってなものがとても上手にセンスよく商品としてたくさん飾られていました。
お皿やカップ、そしてお湯飲みはもちろん、花瓶にランタン、クリスマスツリーのオーナメント、杯、などなど。

とても素敵でした♪


せっかくお邪魔したのでワタシも一つ購入。
調味料を合わせるときに使えるかな?なんてさ。
先週ごっそり不要の食器を処分したところなんですが。^^;


他人の心というものはいくら考えたってわかりません。
頭の中で考えていることもわかりません。

だから◯◯さんは何を考えてるんだろうっていくら私が考えても無駄な労力であり意味ののない時間なのです。

人は騙されるとやっぱり人間不信になるし、それ以後は人を疑うことによって自分の身を守ろうとします。そうしないと騙されて辛い思いをした痛い経験が活きてこないし、それができなければただの「ばか」であり、また同じ失敗を繰り返すだけなのです。

私は基本、悪い人間はこの世にいないと思い込んでいるところがあり、そう思えるのも幸い私は今までに「いい人達」としか出会ってこなかった証であり、「悪い人達」と全く縁がなかったからなんだと今では思えます。

でも現実的には、自分の利欲のために人を騙してもへっちゃらな人はたくさんいる。人を傷つけても、のほほーんとしていられる人たくさんもいる。
残念だけどそれが現実なのです。

こんなおめでたい私も数年前に痛い経験を何度かしました。
それが結構尾を引いてトラウマになってます。

ポジティブ思考のアメリカ人から言わせると「えのふむちゃん、いつまでも過去のことを引きずっていないで Get over it! Move on!」と言われます。
その通りだと思います。

でもそんな簡単にゲット・オーバーできないのです。T_T
できたらこんなに苦しみません。

犬が犬を怖がる人をすぐに察知できるのと同じように、悪人は騙せそうな人、人の良さそうな人、心が弱っている人などをすぐに察知できる能力が身に付いているように思います。

タイムリーにも、偶然読んでいたものに夏目漱石のことばが書いてありました。

「私は悪い人を信じたくない。それからまた善い人を少しでも傷つけたくない。」
ー夏目漱石ー

随筆『硝子戸の子』の第33章に書かれた夏目漱石の言葉だそうです。

彼は、

「自分は枯淡な生活を送ってはいるが、世の中に住む人間の一人としてまったく孤立して生存するわけにはいかない。人と交渉する必要がどこからか起こってくるーー。」

彼は考察として、

他社と交渉する際、人の言語動作をすべて正面から真に受けていると、時としてとんでもない人からだまされることもある。その結果として、影で馬鹿にされたり、極端な場合には、面前で侮辱を受けることにもなりかねない。

だが、一方で、他人は皆、擦れからしの嘘つきだと決めつけて、はじめから相手の言葉に耳を傾けないような態度でいたら、相手を誤解するだけでなく、とんでもない過失をおかして、罪のない人を侮辱してしまうこともあるかもしれない。

だまされるのはいやだが、善意の人を傷つけるのもしのびない。漱石は、人付き合いの難しさに苦悶するのである。そして彼は言う。

「私の前にあらわれてくる人は、ことごとく悪人でもなければ、またみんな善人とも思えない。すると私の態度も相手しだいでいろいろに変わってゆかなければならないのである。この変化は誰にでも必要で、また誰でも実行していることだろうと思うが、それが果たして相手にぴたりと合って寸分間違いのない微妙な特殊な線の上をあぶなげもなく歩いているだろうか。」

細やかすぎる神経で、自信と他者と、その間に横たわるものを見つめ、彼は最後にこう嘆息する・・・・

「もし世の中に全知全能の神があるならば、私はその神の前にひざまづいて、私に毫髪の疑いを差し挟む余地もないほど明らかな直角を与えて、私をこの苦悩から解脱せしめんことを祈る。」

と。


あ〜、夏目漱石さんのお気持ち、ほんとよくわかる!
痛いほど伝わってくるわぁ〜。


以前のここのブログでワタシは

「何か腑に落ちない『?』があればその直感を信じてまず間違いなし。」

なんてことを書きましたが、今回その自分の直感を信じて行動したところ、善人の心からの真実を疑い、その善人を傷つけてしまうことになってしまいました。

人を信じたい私にとっては「疑わなければいけない」こと自体が相当なストレスとなり、騙されたときのストレスに匹敵することも初めて知りました。

なので直感力に超自信のあったワタシの『直感力』はいい加減なもんだということが今回判明しました。

みなさん、直感』とか『女の第六感』など過度に信じすぎるのも考えものです。ご注意を!(笑)



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