水曜日はアーニーの去勢手術の日。
前日は不安と心配で胸いっぱいになり、当日の朝は5時10分に目がぱちり。
片道一時間かけて8時には病院に到着。二番目だった。
アーニーの番がやってきて「よろしくお願いします。」とナースさんにアーニーを引き渡し、何も知らないアーニーは機嫌よく中へ入っていったんだけど・・・
そこからが大変だったらしい。
最初から最後まで恐怖で怯えてたというナースさんの話。
手術が終わるまでの間、Kさんと二人でダイナーへ。
アーニーがやってきてから二人でゆっくり外食なんて久しぶり。
2時間くらいで連絡が入り、アーニーを迎えに。
麻酔がまだ効いているためふらふらのアーニーがナースさんに連れられて自分で歩きながら中から出てきた。
一瞬、アーニーから
「なんでお父さんもお母さんも僕を置いてけぼりにしたんだよ!!」
と怒ってるように見えた。
車に乗せ、帰路へと向かう途中は痛みと怖さで吠えたいけれど力がなくて声を出せないのか、今までに聞いたことのない声でずっと泣いていた。
そして無事帰宅。
ここからが戦いの始まりだった。
手術当日はウェットフードやなどの食べやすいものを食べさせたところ、たくさん食べてくれた。
ただ今までなんでも喜んで食べる子だったのに、バナナやリンゴなど食べなくなった。
怖さと不安と痛み、そして麻酔が聞いているからぐったりしていて、ずっと横になって寝ていた。
ところが夜10時ごろから、座ることも横になることもしない。いや、できないみたい。
相当なストレスがかかった一日でぐったり疲れているのに横になって寝ることができない。
傷口が痛いのかな。
寝てしまうとまた怖い病院へ連れていかれるかも、と不安で眠らないようにしてるのかな。
どんなにうとうとしても絶対に目を閉じない。
クタクタに疲れているし、早起きだったし、全くお昼寝もしていないのに、立ったまま寝落ちしている。
そんな姿を見ていると辛そうで辛そうで見てられない。
座ることも横になることもできない理由さえわかれば何かできるかもしれないのに。
ひたすら身体をさすってやり、リラックスさせることくらいしかできない。
アーニーが寝付くのを確認するまでは私も寝ないと決め、結局朝を迎えた。
つづく。
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