2020年7月28日火曜日

夕暮れ(今日はちょっと真面目に。)

今日は大急ぎでお昼ごはん食べて仮の膠原病医の診察に行ってきたんだけど、それは明日のブログに書くわ。

今日はそれよりも書きたいことがあって。


午後からの診察で2時間半も時間取っちゃったからさ、6時半まで仕事して夕ご飯食べて、夕方のニュース見て、キッチン片付けて7時半から最近サボり気味のウォーキングに出かけたのよ。

家を出てトレイルに入ってすぐに空を見上げたら・・・・





ダブルレインボウ。





数年前にも見てインスタにもアップしたけど、今日のダブルレインボウは色鮮やかで空いっぱいに半径を描いてるのがはっきりと見えるし、感激が倍増。

子供の頃は「虹」を見ても

「わー、虹!きれい!」

で終わりだったけど、

最近、本当にここ数年はこういう『自然現象』にとても感動し、その現象の不思議に興味を持つようになった。

どんな条件が重なったら虹ができるんだろう?
どんな条件が揃ったらダブルレインボウができるんだろう?
なんで片方は色が鮮明なのにもう片方はいつも薄いんだろう?
どうやってあんな綺麗な七色が自然現象でできるんだろう?
なんできれいな半径となって現れるんだろう?


不思議がいっぱい。



Uターンしてきた道を歩き始めると今度は今までの49年の人生で一番美しいと思えた空の青。




スマホカメラでは目で見たように色が出ないのが残念だけど。


まるで地球最後の夕空のような。
私の人生に幕が閉じる『最終回』のような。
今まで見たことのない『青』のような。
例えることのできない空の色。

今夜でこの世の全てが終わりそうな、そんな『青』だった。

秒ごとに太陽が沈み、今度は真っ赤な『夕焼け』。

美しい夕焼けは今までに何度も見たことがあるけど、今日の夕焼け空はさっきの見たことのない青い空の後のコントラストのせいなのかわからないけど、とっても素晴らしい感動の夕焼け。



スマホで撮った写真だけど、この写真、とっても気に入ってます。^^



「美しい」という表現よりも、「情熱的な」とか「感動的な」という言葉が相応しく思えるような、まるで夕空に感情があるような、そんな夕焼けだった。

そして思ったの。

子供の頃や若かった頃にはあまり感じなかった『感性』が、49年の年月といろんな経験を超えてきたことで感性も熟成し、磨かれてきたのかな、って。

美しいものを見て「美しい」と感じ、美しさを感じる心が育ち、美しいものを見て心が動き感動する。

どんなに美しいものが目の前にあっても感じる心や感性がなければその目の前の美しいものは何の価値のないもの。


若い頃は楽しいことばっかりで、大人になるに連れていろんな経験を積みながら病気が一つずつ増えていき、楽しいことはどんどん減る一方で痛くて辛い思いがどんどん増えていき、乗り越えないといけないことばかりの生活になってしまったけど、そんな甘い、辛い、痛い経験でもきちんと感性は育ってくれていたんだなーって。
いや、そんな辛い経験だったからこそ「感性」が育ってくれたのかもしれないなって。

しつこいけど(笑)、美しいものを見て美しいと感じることのできる感性を持つことができたことに感謝した瞬間でもあり、感動することのできる自分を喜べる瞬間であったことは、今日の、なかなか出会うことのない貴重で素敵な瞬間だったことをここで表現したかったのよー。

脳には刺激が大切!

とか

脳には感動が必要!

とかよく聞くけど、

感性がないと話にならないもんね。^^;

加齢と共に脳もどんどん老化していくけど、自分からどんどん美しいものを求め、美しいものと出会う努力を続け、感動できる心をいつまでも忘れないでいよう。


今度はカメラを持って出かけよう。
また幸せな時間に出会えるかも。








2 件のコメント:

  1. えのふむちゃん、朝っぱらからウルウルしちゃったよ。本当にその通りだね。いろいろ体験して、感じて、感性が磨かれていくんだね。どんなに美しいものも、それを受ける側の器がないとダメなんだよね。

    魂に響く写真と文章をありがとう。

    返信削除
    返信
    1. こちらこそいつも読んでくれてありがとう〜!
      歳のせいか最近は星や月、宇宙、自然、などに興味が湧いて、感動したものや悲しかったり嬉しかったりするストーリーなどちょっとしたことですぐに感動してウルウルしちゃうわ。見た目は大阪のおっちゃんでも中身はロマンチックなところもありまして。(笑)

      削除

Thank you for your comment!