2015年12月31日木曜日

一年を振り返って

本日曇なり。
気温摂氏12度(大阪2度)

本日の体調:
胸の息苦しさ(中度)
全関節痛(軽度)
股関節の筋肉痛(中度)
偏頭痛
開胸傷の痛み
微熱
右手の指が今まで以上に思うように動かせなくなり、とうとう不憫を感じるようになりました。


昨日の初心臓リハビリが原因で今日は両脚の付け根が筋肉痛。
膝などの関節に悪影響がなかったようで一安心。
次回のリハビリは1月5日で、週に二回の火曜日と金曜日の予定です。

でもリハビリのせいなのか、それとも昨夜の渋滞で疲れたせいかのかわかりませんが、今日は久しぶりに胸が重苦しく、呼吸しづらい。それに久しぶりの息切れ。
久しぶりに肺の周囲に水が溜り始めてるのかな?!
気をつけながら様子をみることにします。


さて。
今日は明日の元旦に向けて・・・

デザートのチーズケーキを焼いたり、手術前から療養中までお世話になった方々へのサンキュー・カードを書いたり、(ほんと、気持ちだけだけど)お礼のチョコレートチップ・クッキーを焼いたりして一日が終わってしまいました。

久しぶりに焼いたベイクド・チーズケーキ。
手抜きでごめんなさい。T_T

お世話になった方々への感謝の気持ちを込めて。
焦がしちゃってごめんなさい。T_T


今年は療養中ということもあって大掃除は潔く断念。
お掃除らしきこと、なーんにもせずに新年を迎えることになりました。
日本人としてそれは如何なものか?!と思うけど、ホコリくらいで死なへん〜、死なへん〜、と自分に言い聞かせ、回復後の春にでもゆっくり窓を開けて大掃除をしようかと思います。


今日はついに大晦日。
今月、今年最後の日です。

今年一年色々とありましたが、楽しいこともたくさんありました。

こうして今年も無事に過ごせたこと、心臓の大手術が無事成功に終わり、順調に回復できていることに感謝しながら、今年一年を振り返ってみたいと思います。


初メキシコで迎えた誕生日、3度目のバルーン施術、妹一家の訪米、
ワシントンの桜、両親結婚50周年記念のお祝い招待、友達との再会・・・・

独立記念日の花火、プールパーティー、ホアネスのコンサート、
スーパームーン、ロンドン初着陸、10年来の夢旅行実現・・・

心臓弁置換手術、ホリデーパーティー、友達の誕生会・・・


明日からは新しい年『2016年』。
アメリカにやってきてちょうど20年の節目の年。

脳梗塞、脊椎圧迫骨折などのリスクを背負いながらの人生だけど、後悔のないように一日一日を精一杯に感謝しながら生きていきたいと思います。

来る年も幸せ多き一年となりますように。


遠近関わらず心身共にサポートして下さった方々、お世話になった方々、ブログを読んで下さった方々、今年もありがとうございました!




本日の服用薬:
プレドニン8mg
イムラン100mg
プラクネイル200mg
アスピリン81mg
アテノール25mg
DHEA200mg
オメプラゾール1錠
鉄分60mg
フラクシードオイル(1錠)
処方カルシウム(2錠)









2015年12月30日水曜日

『医』(術後2ヶ月)

本日曇りのち雨なり。
気温摂氏11度(大阪7度)

本日の体調:
右手の平の痛みと腫れ(中度)
右ひじの痛みと腫れ(中度)
左手中指の痛みと腫れ(重度)
骨盤の骨の痛み(中度)


今日でちょうど手術から2ヶ月が経ちました。

お陰さまで、日ごとに著しい回復の奇跡を目の当たりにしながら喜んでいます。
この二日間で急に胸傷についていた接着剤がシャワーのたびにポロポロと剥がれましてね。
自然に剥がれるという事は、それだけ傷が塞がってきたということ。
傷はまだまだヒリヒリしたり、チクチクしたりと痛みますが、順調な回復に嬉しい限りです。




術後1週間の開胸傷

術後2ヶ月の開胸傷
接着剤がほとんど剥がれました!
術後1週間の首の傷(管の傷跡)
術後2ヶ月の首の傷(管の傷跡)


昨日、急に心臓リハビリのオリエンテーションの予約が入り、オリエンテーションと第一回目の軽いリハビリに行ってきました。
オリエンテーション&エバリュエーション、それに軽い運動だけで計2時間。(涙)

心臓医からの薦めでこれからしばらく週に2回は通い、弱ってしまった体力を取り戻すためです。

3時半に終了して大急ぎで服を着替え、モニター取り外して消毒し、車に乗り込んだのはすでに4時。

車を飛ばして高速道路に乗り、直接ジョンズホプキンス病院へMRIの検査に向かったものの通勤ラッシュと雨で渋滞に巻き込まれ・・・。
渋滞なければ所要時間1時間。まだ2時間あるし!と思って裏道も頑張りましたがだめだった〜。とても2時間で到着できると思えなかったので途中で車を停めて電話を入れてドタキャンに。

・・・

検査の後はお友達と女子会たる『忘年会』を計画してたのに。T_T

引き返して家に向かうもこれまた渋滞で、結局ストレスためただけで無意味の2時間ドライブとなっちゃっいました。でも慌てて無理して事故にでもあってたら大変。きっと事故に遭うはずだったところを検査予約キャンセルしたことで助けてもらったのかもしれません。

これでよかったのだ〜〜♪

今年もいよいよあと残すところ一日となりましたが・・・

今年は年明け早々昨年から持ち越していた心臓の問題から始まり2月には三度目の心臓バルーン施術、肺高血圧症、足の痛み悪化、婦人科系の手術、三度目の胃カメラと胃潰瘍2つ、僧帽弁置換手術&三尖弁修復手術、療養、と例年以上に医療に追われる一年となりました。

私の今年一年を一言で言い表すならば、まさに

『医』

です。

まだまだ医療に関しては問題山積みですが、7年近く抱えてきた心臓の問題はとりあえず一段落。この先数年間は定期検査と診察のみとなる予定で、特に問題なければ10年近くは心配いらないはず。(と願いたい。)

来年からは肺、膠原病、リウマチ、繊維筋痛症に焦点をあてた治療を。
診察日の回数も、検査の回数も、そして医療費もぐっと減るはず!
(と言っても健康な人の数十倍はあるだろうけど。^^;)

使わずに済む有給休暇や、使わずに済むお給料を、来年は大好きな旅行など楽しいことに使えるようになるかな?!(いや、なって欲しい!)



ファインダーを覗いたら、いつものジョージタウンが
ヨーロッパみたいになってたのでついシャッターを切ってしまいました。


しかし、今日もぐったり。

知らない人と長時間おしゃべりしたり、初めてのことをしたりすると後でぐっと疲れがきますね^^;
・・・それに2時間の渋滞もあったしね。

もうヘロヘロなので今日はこのあたりで。

日本の皆さんにとっては今頃大晦日ですね。
どうぞよいお年を!




本日の服用薬:
プレドニン8mg
イムラン100mg
プラクネイル200mg
アスピリン81mg
アテノール25mg
DHEA200mg
オメプラゾール1錠
鉄分60mg
フラクシードオイル(1錠)
処方カルシウム(2錠)










2015年12月29日火曜日

闘病ブログをのぞいたら

本日雨のち曇なり。
気温摂氏10度(大阪1度)

本日の体調:
左手の中指の腫れと痛み(重度)
右手の骨の痛み(軽度)
両膝の骨の腫れと痛み(軽度)
両肘の骨の腫れと痛み(中度)
骨盤の痛み(中度)


昨夜ある方々のブログを読んで、今日からプレドニン(ステロイド剤)を9ミリから8ミリに減量。
そのせいかどうかはわかりませんが、久しぶりに中指がパンパンに腫れて痛みます。


今日から左手の中指の腫れがスタート。
何日続くかな?

全身のあらゆる関節がまだまだ痛みますが、痛さのレベルはここ数日に比べると随分楽に。昨日なんかよりずっと身体を動かし易い。

昨夜もまた膠原病やらリウマチやら、骨の変形のことを色々調べようと漁ってたら・・・


膠原病とリウマチの両方を患っているある方のブログにこんなことが書いてありました。

「変形してしまったものは、二度と元には戻ることはない。
・・・・
本当のリウマチなのに、間違った治療を受けると、取り返しがつかなくなること、肝に銘じておこう。」

って。
今の私の心境そのものだ。

他のサイトで書かれてあったことだけど、お薬飲んだりして手の変形の進行を遅らせることはできるかもしれないけれど、でも確実に時間をかけて手はどんどんと変形していくって。

一時期毎週のようにお皿やコップを落として割っていたのは、あれはただぼーっとしてるだけでなくって(可能性高いけど。w)、手の握力も失い始めてたんだわ〜。^^;


みなさん考えることは同じみたいで、変形に気付き始めた初期の頃から変形の進行具合を写真に残して記録されている方が多い。
私も気になりだした頃の自分の手の写真と今の手を見比べてみると・・・やっぱり確実に変形が進んでる。

女性として、周りの人達の視線が向き易い顔や手に症状が出るのってやっぱり辛いものがありますね。

あともうお一人、この方も私と同じリウマチを患っておられる方で、歳の離れたご主人との間に45歳の時にお子さんを出産し、辛い闘病生活を送りながら妻として、母親として、患者として毎日頑張っておられる闘病日記。

読み出したらもう止められなくなってしまってついつい遡って読んじゃった。

彼女の書いている事、気持ちが手に取るように理解でき、その辛さがまるで自分のブログを読んでいるかのような錯覚を起こし、共感してしまいました。

この辛さを理解してくれる人がいるんだー、とか
同じ辛さを世界のどこかで一緒にがんばって乗り越えようとしている人がいるんだー、とか思うと嬉しい反面、こんな私みたいな辛い思いをしている人が他にもいるんだ、と思ったらなんだか悲しくなって泣けてきちゃって。T_T

いつの頃からか鬱に入り、昨年の夏まで9年近く苦しみました。
プレドニン(ステロイド剤)による精神的な面への副作用や膠原病自体の症状でもあることは知っていたけれど、でも彼女のブログを読んでたら、当時の自分とよく似てて、あー、ひょっとしてあれはステロイド剤の影響もあったのかなぁ、と今になって思えるようになりました。かなり性悪で元ハズバンドをこれでもかってくらいに傷つけちゃいましたからね。人生の汚点です。謝っても謝りきれません。Orz

世の中からいつか難病がなくなればいいな。今はそんな思いです。


さて、10日前にうちの食洗機が壊れて漏れていた水で床がぼろぼろになったというお話をここでしました。

下の階の人の天井には何も影響なかったのかしら?と思ってたら・・・・

きましたよ、きました!
昨夜「下町ロケット」第2話を見てたら『ぴんぽーん』と下から上がってこられました。^^;
動揺しちゃって髪の毛にヘアピンをつけたままだわ、ジャケットのジッパーは開いて◯◯は丸出しだわ、何を言ってるか自分でもさっぱりの状態。T_T
とりあえず先週の事情を説明し、謝っておきました。

で、今朝それを見に来たおっちゃんがうちまで上がってきて、

「下の階の住人さん家の天井の水漏れはあんたの食洗機が原因だから、修理代、あんたが支払うんだよ!大丈夫、そんなひどくなかったよ。たったの400ドル(約55、000円)くらいで済みそうさっ。」

ですって!

私、なーんにも悪いことしてないのに・・・・T_T
食洗機の周りを防水にしてない建築工事のおっちゃんたちのせーやー!!!


アメリカのどこでも買えるロングセラーの人気チョコクッキー。
この2週間、無性やたらにこれが食べたくて食べたくて仕方ないのです。
本日のティータイムに。




本日の服用薬:
プレドニン8mg(1mg減量しました)
イムラン100mg
プラクネイル200mg
アスピリン81mg
アテノール25mg
DHEA200mg
オメプラゾール1錠
鉄分60mg
フラクシードオイル(1錠)
処方カルシウム(2錠)








2015年12月28日月曜日

流すところかどうなのか。

本日曇時々雨。
気温摂氏6度(大阪1度)


本日の体調:
右手の骨痛(軽度)
右肘の骨痛(重度)
両膝の骨痛(重度)
左腰の骨痛(重度)
左膝裏の痛み(重度)
寝汗(軽度)

関節などの骨の痛みが更に悪化。
痛む箇所も増え、骨だけでなく膝の裏までも痛みます。
これって・・・腱が痛いのかな?!

先週は右膝の裏に同じ症状が出ました。
それがましになってきたと思ったら今度は左膝。
全身の関節と言われるところを順に巡回してるような、そんな感じです。

あちこち半端じゃない痛さなので、しゃがんだり、歩いたり、腕を上げたり、寝返りをうったり、服を着替えるのも必要以上に体力消耗。

かといって服用薬の量を勝手に変更することもできないので、次回の診察までひたすら痛みに耐えながら湿布を貼ってごまかすしか手段はありません。T_T



本日のヒット箇所。
一番痛みのひどかった右ひじの骨。
たんこぶみたい。T_T


今日は朝一番で申請中だった10年有効のパスポートを受け取りに日本大使館まで行ってきました。
その帰りに郵便局へ行ったり、お友達へのギフトを見に行ったり、年末ご挨拶カードを書いたり、と今日もあっという間に過ぎてしまいました。



日常生活で私の身に降り掛かってくるストレスをストレスと感じないようにするとために、なんでも「ま、えっか。」と流すように心掛けてます。

しかし今日は久しぶりに(怒)フィーリングが。^^;

手術医の秘書ですよ、秘書。
みなさん、覚えてもらえてるでしょうかねぇ・・・・

彼女、電話してかけなおしてもらえるように伝言を伝えてもかかってきた試しなし。
それどころか、
「で、用は一体何なの?」状態。

手術費用の件で事前に確認を入れても、
「手術の10日前にならないとわからないから、確認してこちらから電話をいれることになってるのでそれまで待ちなさい。」とか。
でももちろん10日前になっても連絡なし。
しびれを切らしてこちらから再度電話して、かけなおしてもらうように伝言を残しても、いつものことながら電話はかかってこない。

挙げ句の果てには、手術の前夜に手術担当医から翌朝の手術の確認電話がかかってくるまで手術の時間が変更になったということを知らされておらず、彼女からの連絡なし。時間変更になったと連絡をもらったのは手術医直接からで、しかもそれが判明したのは起床予定時間の5時間前。

手術後、膝のMRIの検査を受けないといけないことになり、体内にワイヤーなどのメタルが入っていたりすると危険であるため、念のためにと彼女に確認の電話を入れると、私の名前も尋ねる事なく「入ってません。問題なし。」の断言のみ。
私がどの患者なのか、個人カルテをチェックしたり、本当にワイヤーが入っていないのかと再確認するということをしなかったので不安になりつつも予約完了。
しかし今までのことがあるし、彼女の即答に不信感があったので心臓の医師に直接確認したところ、「胸骨をくっつけるためにワイヤーが入ってます」との返事。

そして・・・
手術当日からはお仕事お休みしているので収入はゼロ。ただし療養中は加入していた保険によって保険会社がお給料の代わりとなるものを支払ってくれるのですが、12月11日からの分の更新手続きを保険会社は3度に渡って必要書類を彼女に送信しているにも関わらず彼女ったら三週間に渡ってひたすら放置し続ける始末。
お陰で私は二週間分、まだ支払われるべき保険が支払われず。

収入があろうとなかろうと、家ローンや公共料金は支払わないといけないわけで。

手術の時間変更とか、体内のワイヤー確認とか、保険の手続対応とか、なんでこれらの重要なことを平気でほったらかしにできるんでしょうかねぇ。^^;
もし彼女のいい加減な返答を真に受けてワイヤーが入ったままのこの身体でMRI受けてたらどうなってたんでしょ?!かなり危ないらしんですが。(汗)

私が彼女だったら怖くて退社時間がきても片付けてしまうまで帰れないけどな。

「ま、えっか。」
で流していいもんですかね?!


昨夜夕食に作ったグラタン。
できたと思ったら気圧問題でお鍋の蓋が開かなくなり、
今晩の夕食までお預けに。
やっと食べれた。^^




本日の服用薬:
プレドニン9mg
イムラン100mg
プラクネイル200mg
アスピリン81mg
アテノール25mg
DHEA200mg
オメプラゾール1錠
鉄分60mg
フラクシードオイル(1錠)
処方カルシウム(2錠)
湿布(両膝、右肘、右膝裏)










2015年12月27日日曜日

膠原病と関節性リウマチの関係

本日雲なり。
気温摂氏12度(大阪6度)

本日の体調:
寝汗(軽度)
右手の骨痛(中度)
左腰の骨痛(中度)
両膝の関節痛(重度)
両肘の骨痛(軽度)


雨は降らなかったけれど、今日も曇。(あ、今降り出した!)
ぱっとしないお天気ですが、暖かいのでありがたい。
家の中にいても半袖で快適だし、寒くないから身体を動かし易い。
これが年末の気温とは。^^;


これが例年通りに寒かったら・・・・
きっとリウマチの症状ももっと辛かったに違いない、と思う。

ここ数日はというと、右手の骨の痛みに加え、両膝の骨の腫れと痛み、そして左腰の骨が腫れて痛む、などある日突然症状や部位が変わって症状が現れます。T_T

左腰の骨が痛いなんていうのは今回初。
よく見るとやっぱり他の部位と同じように腫れてる。

痛い&腫れる=炎症を起こしている→骨の変形進行中

というのは以前にも何度か書きました。

手足の骨の痛みと共に変形の症状が出始めた4年前、担当の膠原病医に相談しましたが、

「あ、大丈夫。大丈夫。心配しなくても炎症が治まればすぐに元に戻るから。」

で、この私の相談に対して特に対処はしてくれませんでした。

膠原病医が言うんだから心配ないんでしょう、と安心したようなでもちょっと半信半疑のような気持ちでじっと耐えていました。

彼女の診断だけでは不安だったので、当時この近郊では手の専門医というのはジョンズホプキンス病院に一人いるだけで、わざわざ彼のところまで診察に脚を運びました。
その医師からは、「膠原病の症状である」とか「スワンネック変形」だという診断は受けず、ただステロイドの注射を炎症を起こしている親指の付け根に打ってもらっただけでした。

あれから4年。
毎日痛い!というわけではないけれど、痛い日があったりなかったりを繰り返し、痛みと炎症と共に手の骨の変形はどんどん進行し、今に至ってるというわけです。

担当の膠原病医に訴えても対処はしてくれない。
きっと私が思うに、もっと大切で心配しないといけないことが他にある!と思っていて、手の変形は命に関わらないから優先順位が低いんだと思います。(涙)

しかし、2週間前にジョンズホプキンス病院の膠原病名医に診察してもらった際に、そのことも相談しようとしたけれど、彼女にも軽く流される始末。

結局お尻から注射でステロイド剤を注入し、息苦しさがどうなるか様子を見てみましょうということで終わったわけです。

一ヶ月はステロイド剤の効果が維持できる、という話だったんですが、たったの1週間で注射前の症状がぶりかえしたのでメールで知らせました。

そしたら

「ぶり返している症状の全てが膠原病によるものとは限らないわよ。」

というのです。
でもステロイド剤で症状が治まるというのは、膠原病の症状ってことじゃないのかしら?
たしかにステロイド剤はいろんな病気に対する万能薬ではあるし、私の膠原病以外の病気にも効果があったのかもしれないけれど・・・

そこで、メールで
「ずっと変形し続けているこの手の骨の痛みと変形を今すぐに止めたいんですが、何かいいお薬はありませんか?」

と尋ねたら

「骨の変形に関しては心配することではない。」

という返事が返ってきたのです。

「先生にとっては心配不要なことかもしれませんが、今の私のこの身体(健康状態)にとってできる仕事はデスクワークしか残っていないし、目が見えなくなる or 指が動かせなくなってキーが打てなくなると、ここアメリカで家族なし&一人で生計を立てて生きていく私には致命的なことなんです。」

と伝えました。

そしたら
「言いたいことが理解できない。手の変形は膠原病ではない。」
と。

なんでわかってもらえないかな・・・?!
指が痛い&変形の進行が止まらない→キーが打てなくなってきている→仕事が続けられない
と説明しているのにわかってもらえない。T_T

リウマチは膠原病である、という意見とそうでないという意見に分かれますが、どちらにしても同じ自己免疫疾患。免疫異常の病気です。

日本から持ってきた膠原病の本にも症状として「関節性リウマチ」というのがあります。

「この私の骨の痛みと変形が膠原病からくるものではないとのことですが、もし膠原病の症状ではないとして、テレビのCMで宣伝している骨の破壊に効果のあるお薬を服用しても骨の変形は止められないのでしょうか?」

と質問しました。

そしたら
「あれは『リウマチ』のための骨の破壊を止めるためのお薬です。」

と。

そこでまた質問。

「じゃ、私のこの骨の痛みと変形は膠原病からくるものではなく、リウマチでもないならば一体何なんですか???」

と聞いたところ、

「ここでメールでやりとりしてても話は進まないので今度の診察で話をしましょう」

ということでとりあえずホリデー中のメールのやり取りは一旦終了しました。

膠原病とリウマチの関係を私が誤解してきただけなのか。
それともほんとはそんなシンプルなものではなくって、もっと複雑な関係なのか。
それともこの名医にも正直答えられないものなのか。

膠原病を診て頂くのは「リューマトロジスト(rheumatologist)リウマチ専門医」。
リウマチを診て頂くのも「リューマトロジスト(rheumatologist)リウマチ専門医」。

彼女は両病気に詳しいはずなのですが、本当に「関節性リウマチ」もきちんと理解してくれているんだろうか・・・?と不安や疑問で悶々としているこの頃でした。

私は膠原病から始まり、心臓、肺、消化器系、脳神経、皮膚、足、手、歯、眼、婦人科、などそれぞれかかっている専門医がたくさんいて、どの医師も本当に恵まれているのですが、一番診察や検査の頻度が多い主の「膠原病医」だけは昔から良い医師との縁がありません。T_T

唯一マイアミに住んでいたときの膠原病医だけは素晴らしかったんですが、そのマイアミにいた半年間は発病間もなかったこともあり、どんなお薬も服用可能だったこともあって病状が安定していたので、その当時の膠原病医と治療に関してあれこれ話し合う機会がないままお別れとなってしまったのでした。

実はこれが今の私の悩みで、心臓がとりあえず一段落した今、近々真剣に私と一緒に膠原病治療を真剣に考えてくれる経験豊富な医師を探さないといけないなぁと考えているところです。






本日の服用薬:
プレドニン9mg
イムラン100mg
プラクネイル200mg
アスピリン81mg
アテノール25mg
DHEA200mg
オメプラゾール1錠
鉄分60mg
フラクシードオイル(1錠)
処方カルシウム(2錠)
湿布(両膝)












2015年12月26日土曜日

えー話や。

本日曇なり。
気温摂氏11度(大阪9度)

本日の体調:
右手の骨痛(中度)
両膝の関節痛(中度)
右腰の骨痛(中度)


今日もどんよりした曇り空。
きっとイギリスなど、ヨーロッパって毎日がこんなお天気なんだろうなぁと思う。
アメリカでよかた、と思う瞬間でもあります。^^;


やっと「下町ロケット(下巻)」を読み終えました。

えー話や。
ほんまにえー話や。

ドラマの方もすでに最終回が終わったようですが、実話を元にしたお話でもないっていうのにとても現実味を帯びてて、話の内容もとても興味深い。

上巻は主にロケットエンジンバルブの開発に関するビジネスや特許のお話。

一旦上巻だけで話は完結するのですが、

下巻からはその続きとなっているものの、今度はロケットエンジンバルブの開発や技術を活かして人工弁(機械弁)の開発に力を注ぐ、というお話に展開していきます。

療養中の今の私にとってこれもまた興味深い話で、私の病気でもある『心臓弁膜症』で悩む患者さんたちを救おう!という話から画期的な機械弁の開発のにお話が進んでいくんですが・・・非常に内容も現実的でして。

この本を読むまで知らずにいたことや、見えていなかったことがたくさん見えたり気付くことができたような気がしました。

弁置換手術を宣告されて、手術の準備を進め、手術に挑み、無事に成功して療養に徹して回復を待つ。

一連の流れを簡単に書くと非常に何気ないことのようですが、
この簡単な一連の流れを一つ一つ通過するにも、どれだけの人達の発想、時間、努力が費やされているのか、この本を読むまで考えたことなんてなかったかも。

『弁』一つとってもそうだし、心臓停止中に代わりに心臓の役目を果たしてくれる『心肺装置』にしても、この本を読んだらどれだけの人達が携わってどれだけ時間を費やし、失敗を何度も重ねて完成させ、そして実用まで辿り着けたのか、など知ると・・・
今こうして無事に、そして順調に回復していることに益々感謝の気持ちが溢れて出てきます。


あー、ほんまえー話やった。^^


あと、手術前にはアメリカで受けるのか日本で受けるのか迷った心臓手術ですが、日本が欧米諸国から最新医療に遅れをとってしまう理由がこの本を読んでなんだか理解できたような気がします。

えー勉強にもなった。^^



本日の服用薬:
プレドニン9mg
イムラン100mg
プラクネイル200mg
アスピリン81mg
アテノール25mg
DHEA200mg
オメプラゾール1錠
鉄分60mg
フラクシードオイル(1錠)
処方カルシウム(2錠)
市販の痛み止め1錠











2015年12月25日金曜日

クリスマス・ディナーにお招きいただきました。

本日曇なり。
気温摂氏15度(大阪11度)

本日の体調:
手の骨痛
左腰の骨痛(何故か昨夜から突然に腰骨が。)
寝汗(中度)


今日はクリスマス。
でも今日も朝から雨。
クリスマス・イヴクリスマス当日も雨が降ったのって久しぶりのような気がする。

しかも今日もまた半袖で問題なく過ごせるくらい暖かいっ!
これはちょっと異常ですねぇ。^^;


ホリデーの真っ最中っていうのに、ここ数日毎日膠原病のことでジョンズホプキンス病院の膠原病名医とメールで朝から夜遅くまでやりとりを繰り返してます。

ホリデーだっていうのに、お仕事してるのかしら。
夜11時頃になっても返事が返ってきます。
めちゃくちゃ忙しい医師なのに、いつも返事がすぐに返ってきて対応が早いのには驚く。
っていうよりも、『多忙な人』ほど対応は返答が早いような気がする・・・
そんなことありませんか?!

名医とのやり取りの内容に関しては、この今私の混乱した頭の中が整理できたら、また改めてここのブログ日記にアップしようと思います。
自分でも何がなんだか訳がわからんようになってしまってまして。(笑)


さて。今日はクリスマス。
宗教上、私にはあまり関係のない日だけど、アメリカ全土が祝日。
基本的にはどこもかしこもお店はお休み(のはずだけど、ここ数年は開けてるお店も増えてきた)。


メキシコ好きの彼女の生木ツリーには
テキーラなどのメキシコ・オーナメントがいっぱい。(笑)


お料理好きの例のドイツ人のお友達が
「クリスマス・ディナーを作るから良かったら来ない?」
と声をかけてくれていたので、
「体調がよければ。」という条件付きでお邪魔する予定でいました。

彼女のお部屋は4階。
エレベーターなしで彼女の部屋まで辿り着けるかちょっと自信なかったけど・・・

3階までは息切れしないで辿り着けた!

心臓手術の効果が実感できる!
こんなに楽に三階まで休憩なしで上れるなんて・・・感激。T_T
こないだまでのちょっと歩いただけでぜーぜーはーはーが噓のようです。

彼女のお友達が前菜を用意。


彩りのいい素敵なアパタイザー。
ワインは飲めないけど、手と口は進む。(笑)

そしてメインにはドイツ人のお友達が、

七面鳥の胸肉
アボガドサラダ
メキシカン・ライス


食卓もクリスマスカラーで。

を用意してくれ、デザートには私のいつものフィナンシェを。


デザート用とクリスマスギフト用に袋詰めにして。


彼女のスペシャル・フレンドも途中参加し、
4人でワイワイ言いながら家庭的な雰囲気でクリスマスの夜を過ごす事ができました。^^

家族のいないドクシン・ガイコクジン。
やっぱりここでも招待して頂いたことの有り難みを身に沁みているのでした。^^


デジタル化の進む近年ですが、
こうして今年もたくさんのホリデーカードを頂きました!


あー、しかし今日もお腹いっぱいご馳走になり、心も口も胃も満たされる素敵なホリデーの夜となりました♪

みなさんの暖かい心遣いに感謝です!


本日の服用薬:
プレドニン9mg
イムラン100mg
プラクネイル200mg
アスピリン81mg
アテノール25mg
DHEA200mg
オメプラゾール1錠
鉄分60mg
フラクシードオイル(1錠)
処方カルシウム(2錠)
市販の痛み止め(1錠)




2015年12月24日木曜日

クリスマス・イブ・ディナーにお招き頂きまして。

本日雨なり。
気温摂氏18度(大阪12度)


本日の体調:
微熱
(昨夜の痛み止めのお陰で関節痛や骨痛はまだ治まってます。)


今日もすんごく暖かい。
クリスマスイヴっていうのに、ホワイトクリスマスとは無縁の暖冬。
今朝なんてハワイと同じ気温でしたよ・・・
外を歩いている人を見ても半袖姿があちこちに。

暖かいけど残念ながら一日中雨。
午後からはお友達宅のクリスマス・イヴ・ディナーに招待していただいたので、いそいそと喜んでお邪魔してきました!


彼女と娘さん二人による手作りの
『ジンジャー・ブレッド・ハウス』


毎年感謝祭の家族ディナーに招待していただいてるんですが、今年は療養中の運転禁止令が出ていたこともあって出席を断念。T_T
それもあってクリスマス・イヴに声をかけて頂いたんです。

ほんと、ありがたい。

家族のいない独り身の私にとっては身にしみるありがたさです。

彼女はお料理上手で、何を作っても美味しい。
和食であろうが、アメリカンであろうが、フレンチのモンブランであろうが、なんでもこいっ!

今日のメニューは・・・

伝統的なクリスマスディナーのメインであるハム
芽キャベツ
ビーツ(赤かぶ?)
スィートポテト
ポテトグラタン
手作りテーブルロール(パン)


ハム。これはクリスマス・ディナーには欠かせない!
グレイビーソースがたっぷりかかってジューシーに。


ポテトグラタン
スィートポテト
ビーツ


これで一人前。私のお皿でーす!
できることならもっと食べたかったけど、もうお腹ぱんぱん!


デザートには・・・
フレンチ風アップルパイ&バニラアイス
お手製チョコレートケーキ


チョコレートケーキ
初レシピのアップルパイ&バニアアイス
カプチーノ♡


どれもこれも美味しかった〜〜〜〜♪


一日三食しっかり食べて、おやつも食べて、一食でお餅3つもぺろっといってしまうほどの食欲あり。
なのに体重がまだまだ減る一方で、心配してくれたお友達がお土産までたくさん持たせてくれました。^^;



おしゃべりしながら美味しいご馳走に舌鼓をうち、楽しかったおかげで時間はあっと言う間に過ぎてしまいました。^^

毎年彼女のお宅へご招待いただく度に、

「あー、家族ってええなぁ。」

と思うのでした。

私も来年こそ家族は無理でも、せめて彼氏くらいはがんばってみつけないといけませんね。^^






本日の服用薬:
プレドニン9mg(気持ち1mgだけ戻す。)
イムラン100mg
プラクネイル200mg
アスピリン81mg
アテノール25mg
DHEA200mg
オメプラゾール1錠
鉄分60mg
フラクシードオイル(1錠)
処方カルシウム(2錠)