2015年12月9日水曜日

術後一ヶ月検診 久しぶりの『外界』

本日曇なり。
気温摂氏7度(大阪14度)


本日の体調:
左胸の痛み(重度)
左膝の関節痛(中度)
全身の筋肉痛(中度)
足の痛み(中度)
微熱37度


朝から微熱のお戻りです。T_T
幸い微熱があっても倦怠感はあまり感じませんでした。
朝目が覚めたときは、
「あ、今日は少し身体が楽かも。」
と喜んでいたのに、ソファなどに座ってリラックスすると全身の筋肉や関節などに痛みが走る・・・
繊維筋痛症の症状です。
左胸の痛みはきっと肺。ということは、これは膠原病の症状。
毎日あちこちと忙しい身体です。^^;


今日は術後一ヶ月の検診。
術後初めてのお出かけで、お化粧をするのも髪をまとめるのも久しぶり。
服も外出用に着替え、なんだか気分が引き締まります。

メリーランド州のジョンホプキンズ病院のあるボルチモアから更に北にある診察所へ。
時間に余裕をみて(←ここ大事。*昨日のブログ日記を参照)、午後12時前には家を出て、無事1時半には到着。
診察予約時間2:45の一時間前には来て下さいとのことだったので余裕たっぷり。
しかし・・・待合室にはたくさんの患者さん。

術後は車の運転も禁止だったし、体力ないし、制限だらけの生活だったので、この5週間はずっと家にこもって日本のテレビ番組や本を読んでダラダラ〜+病院のフィジカルセラピーに教えてもらったリハビリ、だけでした。

久しぶりに『外界』に飛び出しら・・・なんだかすごく不思議な感じ。

ずっと地面下で冬眠してたクマさんが冬眠から目が覚めて地上に出てきた感じ?っていうのかしら。
『外の世界』に触れて今までの自分が生活してた「現実の世界」を思い出し、5週間も外界から遮断された生活にいてると・・・毎日のんびりとストレスレスな生活にすっかりと慣れてしまってたらしく、現実の生活スピードに圧巻。
ついでにすっかり日本語漬けの生活になってたもんですから、英語も聞き取れなかったり、言いたいことが英語ですぐに出てこないし。^^;

毎日の積み重ねってすごい力なんだなぁ〜と痛感しました。

2時45分の診察予約時間までに胸部レントゲンと心電図を済ませたけど・・・
なかなか呼ばれない。
診察室に入ったのは、4時。
医師のアシスタント医師がやってきたのは4時半。
手術担当医がやってきたのは5時前でした。T_T

療養中で心穏やかな今の私は会社に戻って仕事しないといけないわけでもないので、こんなに待たされても怒らない。

開胸傷の治りは順調とのこと。
塞がった腹部の傷口5つのうちの1つから一本ぴろ〜んと出ていた縫い糸は、アシスタント医師に切ってもらいました。
傷口は塞がっているっていうのに、医師はひっぱって抜こうとしたから、

「いたい、いたい〜〜 ><」

と言ったら抜くのを諦めてはさみで切ってくれました。

抜く気やったんかいなっ!!(笑)

やはり肺の周りに少し水がたまっている様子。脚の浮腫みが悪化したり、横になって寝れないようなら、利尿薬を再度服用するようにとのこと。

そして肝心な心臓手術後の肺の血圧は、なんと手術前の45から30に下がってました〜!
やっぱり心臓が肺高血圧症の原因となってたようです。

胸骨の方も外れることなく順調にくっついてくれてる様子。
しかしまだ重いものを持つのは禁止。10パウンド→20パウンドまで持っていい重さの許可重量が増えました。

そしてビタミン剤やエンザイム、フラクシードオイルなどのサプリメントも再開オッケーのサインが出ました。

アスピリンも術前の量に。(243mg→81mg)

来週から週に二回、近くの医療機関でリハビリを受けて体力の回復に勤めること。
そしてある程度体力が回復してから仕事の復帰となりそうです。
最低でも8週間は仕事に復帰しないほうがいいとのことで、来週あたりから仕事に、と考えていたけれど、来年からの仕事復帰となりそうです。

家を正午に出て渋滞に巻き込まれて帰宅したのはなんと夜7時半。T_T

久しぶりの運転に久しぶりの長距離運転、そして久しぶりの外界、ってだけでも十分なのに、長い一日となってクタクタです。
明日は家で再びヘロヘロさせていただくことにします。^^

そうそう、手術担当医。もうそろそろ定年退職?と思われる年齢ですが、気品あってとってもダンディー。
手術前は手術のことで頭いっぱいでそんなこと思う余裕さえなかったけれど、気持ちに余裕のある今日は、彼を見て話をして、

つくづくダンディーだわ〜♡

と思ってしまいました。
それもこれも無事手術が成功して、無事順調に回復できたからこそ。
ありがとうございます!



本日の服用薬:
プレドニン10ミリ
イムラン100ミリ
プラクネイル200ミリ
アスピリン243ミリ
アテノール25ミリ
DHEA200ミリ
オメプラゾール1錠
カルシウム1錠
鉄分60ミリ










6 件のコメント:

  1. 久々の外界(下界?)の旅がジョンズホプキンズって、かなりハードル高すぎないか?それも渋滞に巻き込まれながらの長距離運転。本当にお疲れ様でした!

    目を❤にして主治医を眺めてる場合じゃないでしょうに…

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    1. そうでしょ〜?!かなり、いきなり、チャンレジに近いものがあったよ。
      そもそもこんなに長い一日になるなんて、いや、診察予約時間が2時45分が5時45分にまでずれ込むなんて夢にも思ってなかったからね。(汗)

      車での送迎と付き添いを沢山の方が申し出てくださったけど、一人で行って正解だったわ〜。多大なご迷惑をおかけするところでした・・・^^

      いえ、今までは手術のことで精一杯だったから余裕なかったけど、順調に回復しゅて余裕ができてきたってことよね?!
      喜びましょう♪
      まぁ、ドクターとは10年後までお会いしないけど・・・
      確実に彼はそれまでに退職してるだろうなぁ。T_T
      しかしあの年齢であんなハードなスケジュールを良く毎日こなしてるなって尊敬します。
      私でさえ無理だわ!

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  2. えのじゅん12/10/2015

    信じられない。心の余裕ってすごいねー!今までなら考えられない余裕たっぷりの文面に感心しました。 定年退職近い年齢のお医者様なら、10年後は彼が上界に行ってるかも?!

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    1. 手術前は彼がダンディーであろうとなかろうと、それどころの問題じゃなくって、「それよりも質問に答えてくれよ〜!」状態やったからねぇ。かなり悶々としてたし。

      こらこらっ!
      「上界」とか言わないの。^^;
      私の推定ではおそらく64−65歳?あと10年したら75歳くらいでしょ?
      まだまだ現役かもねぇ。お仕事が大好きって感じだし、経済的には一切困っていないだろうけども、可能な限り続けていきはるような感じ。
      聞いた話だと、手術医ってあの切ったり貼ったりする『手術』がたまらなく好きらしいよ。生き甲斐なんだとか。^^;
      まぁ、手術中は「今晩焼き肉食べたいなぁ」とかっていうような会話がされたりして以外と余裕あるらしいんだけども。
      ドラマや映画で見るのとはちょっと違うらしい。
      でも人の肌を焼いて切るときは焼き肉とよくにた臭いがするんだってさー。
      未知の世界だわ。

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  3. えのじゅん12/13/2015

    そういえばあのお医者さんのお友達も同じような事言ってたわ。手術中意外とつまらない話してるって。 でもそんなの見た後に同じようなもの食べるって、慣れってすごいね。

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    1. まぁ、そういうことができる人がこの世の中にいてくれないと、患者である私たちは困るしね。私みたいに血を見ただけで気分が悪くなるような人間だけだったら、手術できる人がいなくなるもんねっ。
      ありがたい、ありがたい。焼き肉でもなんでも食べてー!笑

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