日本での手術は条件的に難しいということで選択肢には入れていなかったけど、ヘルプサポートのソーシャルワーカーさんにご相談させていただいたときに、日本で日本医師による手術も考慮に入れられてみては?とアドバイスしてくださったので、それ以来日本での手術も少しずつ考えるようになりました。
日曜日の夜、ネットで日本の手外科医を調べ、オンラインでの問い合わせを受け付けてくれるところ3カ所ほどに事情を説明した上でアドバイスをお願いしてみました。
3つのうち2つは、実際に診察してみないとわからない、とかお力になれなくてスミマセン、とかいった内容だったのですが、一カ所のみアメリカからの患者に興味を持ってくださったクリニックがありました。
アメリカ在住の経験もあり、アメリカの手外科の状況もある程度把握されているので話が早い。
しかも国際手外科の委員会で上の責任者も担っておられるとのこと。
写真やドクターの文書を参考にメールで丁寧に診察してくださり、またレビューして質問にも答えてくださいました。
結果は・・・
日本であれば固定術をしなくても他に『関節受動術』という手術でこの曲がらなくなった中指はまた曲げられるようになるとのこと!
*関節受動術とは、簡単に説明すると・・・
手術によって関節に癒着が生じ、関節可動域が制限されるため、手術によってその癒着をはがすことで再び動かせるようになる、だそうです。
手術前の写真、手術直後の写真、現在の写真、曲げた状態の写真、伸ばした状態の写真、ドクターの報告書、などなど一つ一つを時間かけて丁寧に診てくださいました。
(お忙しいだろうに貴重な時間を割いて遠方の患者を診察してくださったことに心から本当に感謝です!)
残念なこともひとつ。
アメリカは訴訟の国。
アメリカの手外科医は訴訟を恐れて新しいことなどには挑戦せず(できず)、決まったことしかしないとのこと。そのため、患者一人一人にふさわしい対処がなされていないようなのです。
なので、私の両手の手術もマニュアル通りであり、自由を失った両親指の関節固定術が本当に正解だったかどうかは疑問であるとの見解でした。
そのうえ、このネジで固定された両親指は、一度固定術をしてしまうともうネジを外しても元には戻すことができないとか。(涙)
こんな悲しいことはありません。
中指に固定手術以外の選択肢があるという希望が持てたことは非常に嬉しいんですが、両手の手術前にこうやってとことん調べなかったことに後悔の念が残ります。
ひょっとしたらこんな傷が残らなかったかもしれないし、親指が自由に使えるままでいれたかもしれない。両指の腱の手術も悪くなってから手術しても遅くなかったかもしれない・・・とあれもこれも考えると、悔しさ、自分の未熟さ、努力不足、といろんな後悔で複雑な気持ちになります。
でも来年日本で本当に手術するとなると、いろんな予定が変わってくる。
手術代も用意しないといけないし、3週間ほど仕事を休まないといけない。手が使えないからこちらに戻るときはどうするのか、などなど。
今の時点ですでに先生に事情もご理解いただけているし、帰国したらすぐに手術となるでしょうが・・・。
一つ手の問題が解決しそうだけど、今度は違う問題が目の前にたくさん山積みです。
もうこれ以上私の手を醜くして欲しくない。
傷をこれ以上増やしたくない。
これ以上変形を進行させたくない。
昔のように自由に手を使えるようになりたい。
自分の手を見るたびにとても悲しい気持ちになります。
服用薬あるいはサプリメント:
焦点合いません。新しいプリズムで少し緩和。
胸痛あり。あくびが辛い。
胸痛からの背中上部の痛みあり。
首痛。
プレドニゾロン(ステロイド剤)8ミリ
イムラン(免疫抑制剤)100ミリ
プラケネル(免疫抑制剤)200ミリ
アスピリン 82ミリ
処方箋DHEA(ホルモンサプリ)100ミリ
カルシウム1錠
QPコーワゴールド1錠
ビタミンB1錠
ビタミンB1錠
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