日本とアメリカの違い、アメリカでの面白い話や失敗談、国際恋愛あるいは国際結婚のお悩み相談、英語の話や勉強などなど「アメリカあるある」で思わず声を出して笑ってしまう二人のコンビが面白いのだ。
古いものから順に聞いているけれど、先日とても興味深いというかショックな情報をそのポッドキャストで耳にしてしまった。
アメリカでの養子縁組事情。
乳児(幼児)の肌の色によって値段が違うというのである。
また、養子の話が進まず施設で育って大きくなった子供は「無料でお持ち帰りください」とばかりにタダで養子にできるという。
なんという話だろう・・・。
あまりにもショックで言葉がでない。
昔、アメリカの養子縁組事情のドキュメンタリー映画を見たときもかなりショックを受けた。
まるで犬猫をアダプトするかのような扱いで、養子に迎えた子供と親の相性が合わなければまた施設に戻される、そしてまた養子縁組が決まるが相性が合わなくてまた施設に戻される、、、といった悲惨な現実話。
見ていられないほど辛い話である。
産まれてすぐに何等かの事情で養子に出され、親のいない施設で集団生活。
すぐにもらわれていく子供はいいけれど、そうでない子供はどんな心境で人生を送るのだろうか。想像しただけで胸が苦しくなる。
人間の子供と犬を同じレベルにすると申し訳ないけれど、インスタグラムやユーチューブで長い間シェルターで過ごし、なかなかアダプトしてもらえない犬がやっと「自分の番がやってきた!」と直感で理解し、その興奮が抑えられずに新しい家族となった親に連れて帰ってもらうシーン。
もう涙が止まらない、止まらない。
犬でさえこんなに大喜びし、その感情を抑えきれないのだから、それまでの日がどれだけ寂しくて辛くて悲しいものだったのか想像できる。
それが人間の子供となると・・・・
もちろん素晴らしい新しい親のおかげで養子縁組がうまくいき、両者が幸せになった話もたくさんある。
私に経済的能力と体力があれば喜んで欲しかった子供を受け入れたいのに。
アーニーは私のかけがえのない大切な子ども。 |
一昨日のポッドキャストだったか、日本人の彼女とアメリカ人の彼が日本の「テラスハウス」を見ていて意見が分かれたという。
日本では悲しいという感情からくる涙をみんなの前では見せることがタブーとされているけれど、アメリカでは感情を表現することがどうしてタブーなんだ!と。
もちろん時と場合によるだろうけれど、とても日米間の文化的背景の違いが興味深いのである。
27年住んでいても意識したことなどなかったことが話題に取り上げられていたりしてこのアメリカあるあるが止められない今日この頃。
感情をどう表現するかは育ってきた文化の違い、家庭の違い、個々の違いといろいろある。性別の違いなんかは顕著だよね、ここアメリカでも。男の人が怒りを表すのはよくても女の人はダメとか、悲しみはその逆とか。
返信削除時と場合によっては自分の感情を表すことは大切だけど、昨今のアメリカの「私はこう感じてるんだから!」と前面に感情を押し出すのはちょっとどうかな?とも思うよ。
私は感情を出してもいいんじゃないか?派だけど、なんでも時と場合によるよね。
削除自分の感情を優先するか周りの人の気分を優先するか。
基本的に日本人は何でもそうだけど自分のことを後回しにして他人を優先しすぎるところがあるんじゃないかな。それが美徳であり他人への思いやりでもあるけれど、もっと自分を大切に優先してもいいんじゃなかと思うわ。
アメリカ人は自分を優先しすぎてるような気がするけど・・・苦笑