2020年1月13日月曜日

自分で点滴

土曜日は親しい友達が家族として病院まで迎えに来てくれました。
土曜日と日曜日と連日でお薬を薬局まで取りに行ってくれたり、お店まで食材を調達に行ってくれたり、自宅のセッティングや掃除などもしてくれました。
本当にありがたい。大切な友達です。

日曜日の昨日は早速病院から看護師さんが自宅まで来てくださって、抗生物質を投与するための点滴のやり方を教えてくださいました。

これはピックライン(PICC LINE)と言う手術で、心臓に近い内腕の静脈を切ってそこから点滴を入れるためのもの。
最初は普通の点滴で抗生物質を入れてたんですが、血管が細いため6週間の長期にわたる投与で血管がダメージを受けてしまうとのことでピックラインをすることになりそれ以来はずっとこのピックラインの管から抗生物質を投与しています。

心臓に近いだけあって、衛生面をきちんと徹底しないと非常に危険らしく、ここから感染すると命に取りになると言うことで、毎回点滴を入れる度に何度も何度も消毒が必要になります。
このピックラインの周りの消毒も1週間に1度必要で、全てを取り替えます。
その時も看護師が必ず2人ついて、テーブルなどの周りのものを全て消毒し、私も含む全員マスクをして、ピックラインを取り替えます。

今まで1ヵ月間見てきて私はどれだけ慎重に行わないといけないのか十分に理解しているので、これからの10日間このピックラインから投与する点滴を毎日自分で行わないといけないとなると緊張する....

1から10まで丁寧にゆっくりと教えていただいたんですが、その時は理解できたつもりでも今朝いざ自分でやってみると、血管に抗生物質が流れてくれないんです!



ちょっとパニくってしまったけど、冷静に一つ一つチェックしていくと原因解明。
あちこちに電話した後に問題解決しました。(汗)
(私ってほんとおっちょこちょいでお恥ずかしい。)

第一日目、無事成功。
きっと明日からは大丈夫なはず。



もし将来同じように自宅で点滴を受けなければいけない人がいた場合に、今度は私がしてあげられる!
貴重な経験です。

家の中ではウォーカーを使って歩いたり動いたりできていますが、まだまだ不安定なので油断は禁物です。

家の中の散らかりが気になって、ついつい帰宅とともに掃除をしたり片付けをしたりしていますが、少し動いただけでぐったり。
少し動いては休憩。そしてまた少し動いては休憩。
といった感じですが、今までの私からは考えられないほど体力がなくてショック。

長期間きちんと食べられないでいたのが大きいかもしれません。
でもこれからは好きなものが食べれるようになったので、体力の回復も体調の回復も早まるのではないかと期待しています。


しかしこの自宅用の点滴(爆弾みたいだけど)、圧力で血液内に投与するスピードを自動でコントロールしてくれるからすごい。
病院のベッドも寝るだけで体重を測定できるのもすごかったけど....
最近のテクノロジーと技術にはあっぱれ。







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