2019年12月23日月曜日

この2週間を振り返って

入院17日目。

アメリカでの入院日数の記録更新しました。
長かったわ〜。(笑)

温かい心で親切にしてくださった看護師さん達とももすっかり親しくなって、担当してもらったことのない看護師さんまで仕事が終わると帰りに部屋に立ち寄って顔を覗きに来てくれるほど仲良くなりました。とても幸せです。

いよいよ今日こそ本当の移動日ですが(ってゆうか本当に今日も移動できるのかしら?!)、いろんな方々に退院おめでとう!と言ってもらえるけど、家に帰れるわけでもなく、特に喜びは感じません。確かに病院からリハビリ施設へ移動するというのは前進している証拠なので嬉しいことなのですが、以前のように実際に自分の力で体を起こしたり、座ったり、歩いたりできるようになるまではまだ心から喜びを感じることができません。
本当にまたそんな日がやってくるのかどうかも今の状態からは程遠いゴールであって夢のような話です。
車の運転ができるようになればもちろん最高だけど、とりあえず階段がのぼれるようになり、座ったり、歩いたりできるようになればとりあえず仕事に復帰できるので、それを目の前の目標にしたいと思います。

この2週間を振り返ってみると、、、

  • 約2週間前の突然の高熱と突然の激しい腰痛。
  • 全く動けなくなって救急車でERへ運ばれた土曜日。
  • あまりにも激痛で叫ばずにはいられなかった腰痛。
  • 予期せぬ入院。
  • モルヒネやそれ以上の強い痛み止めのお薬を数種類開始。
  • 原因解明のためのCTスキャンやMRI。
  • 解明した血液の感染症と椎間板ヘルニア、そして腎臓結石と胆石。
  • 1番心配していた心臓への感染症の不安解消。
  • 骨盤の感染症の不安も解消。
  • 点滴による2種類の抗生物質による感染症の治療の開始。
  • 口内炎症のための抗生物質による治療の開始。
  • 突然の排尿問題で排尿のためのお薬を開始。
  • 寝たきりのため血栓予防の薬を開始。
  • 腰痛のための貼り薬を開始。
  • 血液検査で膠原病の数値が悪化したためホールドしていた膠原病のお薬を再開。
  • ようやく熱が下がり始め倦怠感が消える。
  • 食欲が戻り少しずつ食べられるようになる。(昨日、突然の吐き気に襲われて以来また食欲は減退)
  • 痛み止めを服用していれば、ヘルプなしでトイレまで自分で行けるようになる。
  • リハビリ施設への移動が決まる。
とこんなふうに2週間で進歩が見られました。

なんといっても辛かったのは、

自宅で急に動けなくなったときのあの痛さと辛さ。そしてそのやり切れない気持ちで止まらない涙。
ERに到着してもなかなか痛み止めを打ってもらえず、泣き叫んだこと。
体を起こすだけでも激痛が走り、手伝ってもらってもあまりの痛さに出た涙。
突然自力で排尿ができなくなり、尿道に管を通してもらうのもなかなかうまくいかず、看護師さん達が夜中に院内を駆け回り、朝の3時に4人目の方で管がやっと通った時はすでに1200ミリリットルの尿がお腹に溜まっていたときのあの何とも言えない苦しさとその叫び。
1日に何度も繰り返される血液検査と点滴で両腕は穴だらけ。

と思い返せば辛いことがたくさんあったけれど、救急車を呼んだときに病院へ行くかどうか迷い、最終的にERへ連れて行ってもらうことに決めて本当によかったと今では思っています。

あのまま家にいたら、、、
自分で病院へ行くこともできず、放っておいても血液内の感染症は治ることなく、腰痛が緩和することもなく、熱が下がることなく、きっと今でも全く動けないままベッドで感染症が悪化して死んでいたかもしれませんね。
救急車を呼んで病院へ連れてきてもらった事は正しい判断だったと思います。
(アメリカで救急車を呼ぶと、とてつもない高額な医療費が請求されるのでできれば避けたかったんだけれどね。)

と言うことでいろんなことを経験したくさんの化学薬品が体の中に投入されたけれど、やっとここまで回復しました。

今日から移動する次の施設と言うのは、確かにリハビリ施設ではありますが、今の状況とほとんど変わることなく、同じように入院して同じお薬を毎日同じ時間に投入し、同じように治療を続けていただけるのです。
強いて違いを言うならば、治療中心だった今の入院生活に対し、治療のめどが立ったこれからは、次の施設でリハビリ中心の入院生活になるというくらいの違いです。

次のリハビリ施設の評判も非常に良くて不安はありません。

目標としている本当の「退院」までにはあと約1週間ほどしかありませんが、新年を自宅で迎えられるようにがんばります。(^-^)









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